• 2015.08.28
  • 病院にかからないための健康管理
「アメリカで病院にかかると莫大な医療費がかかる。」と言うのは日本でもよく知られている事です。私もここのところの歯科通いで痛感しています。歯科は特に、何科であっても保険があるからと言って、日本のように気軽に行けるものではありません。その為、病院にかからないように、多くの人が日頃から健康な身体作りに力を入れています。

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都会なら国を問わずそうなのかも知れませんが、夫の出身地であるアメリカの田舎町や、以前住んでいたハワイ、そして日本(関西と言った方がいいでしょうか)と比べ、こちらには男女を問わず鍛えている人が多いと感じます。日本の「肥満」とアメリカの「肥満」では程度の差が激しく比較に値しませんが、ぽっちゃりしていても細くとも、“しっかり筋肉がついている”といった印象です。日本のように毎日の残業が当然ではないから出来る事でしょうが、夕方のまだ日の高いうちから運動をしている人が多く、見ているこちらが熱射病を心配するほどです。

多くの集合住宅が住民専用の無料ジムを設けており、街のあちらこちらには大手のスポーツジムやヨガスタジオがあります。一般のスポーツジムでも月会費は日本で私が入会していたジムの半額以下。当時、私は「会費が高ければ通うかな。」と入会しましたが結局お金を払っていただけの状態だった事を思い出しました…。ですので、安くて気軽に入会できるのは魅力的です。どこも朝早くから夜遅くまで開いているので、出勤前や寝る前に歩いて行ける範囲にあるのはありがたいですね。

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こういったところに、多くの、というよりほとんどの人が足繁く通っているわけですが、ジムに通っていない人も走ったり、好きなスポーツの社会人チームに所属したりして、ほぼ毎日運動を欠かしません。どんなに運動をしていても、野菜をほとんど食べなかったり、炭酸飲料をたくさん飲んでいたり、と栄養面ではあまりにも知識がなさすぎるのでは?と思う事も多々あり、矛盾している気がしなくもないです。私も、バランスのとれた食事と自分の生活スタイルにあった運動で体調管理を模索し、病院のお世話にならないように、多額の出費に驚かなくても良いように備えたいものです。

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特派員

  • デリクソン 律子
  • 職業専業主婦

2012年に結婚を機にワシントンD.C.へ移住。夫の仕事の関係でその後すぐハワイ州オアフ島で暮らし、2015年ワシントンD.C.へ戻って来ました。2014年末に誕生した長男と柴犬の3人と1匹暮らし。

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