どこへ食べに行こうか|皆木サンドラ 奈美|ナレッジワールドネットワーク|アクティビティ|ナレッジキャピタル

  • 2017.09.13
  • どこへ食べに行こうか
こちらサンパウロ市では飲食店店舗数が12,500件。料理は、ポルトガル、イタリアン、ドイツ、アラブ、日本、中華など50種類もあります。ブラジルを代表する焼肉料理、シュラスカリア(Churrascaria)だけでも500店舗あります。こんなにもあるレストランの中でどこに食べに行くか決めるのは簡単なことではありません。また、競争率の激しいレストラン側にしても、アピールするのは簡単ではないでしょう。そこで紹介したいのが、10年経っても成功していて、年に2回行われるレストランウイーク(Restaurant Week)です。ニューヨークで始まったイベントで、現在ではブラジル全国で15の都市が参加してます。サンパウロ市では毎回200件もの店舗が参加してます。このイベントには毎回テーマがあげられ、参加するレストランは特別メニューを作ります。テーマは「クラシックな料理にブラジルの風味」や「誘惑の料理」などです。メニューは前菜、メインとデザートのセットで、ランチはR$ 43.00 (=US$ 13.00) ディナーはR$55.00 (=US$16.60)程の値段です。


このイベントは料理の紹介とレストランの雰囲気を感じるだけではなく、チャリティーでもあります。料理のお代に1レアル(R$1.00=約US$0.30)が加算され、その加算された費用が寄付金とされます。寄付金は元サッカー選手だったCafu (カフー氏)が設立したカフー財団に送られます。恵まれない子供たちを集めスポーツを通して健全育成を行い、職業訓練もできるよう施設があります。

去年からは新しい試みで、Premium menu が加わりました。国内ではもちろん、外国でも名の知られているレストラン20店舗程が参加してます。お値段はランチR$69.00(=US$ 23) 、ディナーR$89.00 (=US$ 29.60)、プラスR$1.00、とお手頃です。高級レストランをトライするにはとても良いチャンスです。


この他にレストランを紹介する本、Dois por Um (ドイス・ポル・ウン=Two for one) があります。年に一度発行され、各ページには参加しているレストランが写真入りで紹介されます。そして、ページの角には切り取り線があり、そこにはメニューの何が2つオーダーして1つ分払うのかが記載してあります。選んだお店に行くとその角の部分が切り外されます。「このレストランはクリアした」と言う意味でしょう。この本の有効期間は発行されて約11カ月ですので、慌てて使いこなすこともないようです。特にお友達と二人でのお食事や、カップル、夫婦にお勧めです。レストランだけではなく、カフェ、バー、アイスクリーム屋などとバリエーションも豊なのが利点ですね。


レストランウイークと同じシステムで誕生したのが、コーヒーウイーク( Coffee week)です。ブラジルでは4年前から行われていて、 ブラジル産の良質のコーヒー豆が飲める上、コーヒーを一杯お客に出すのにそれぞれのお店がこだわる香り、ドリッパーの質、水の質などを知り、楽しむことができます。またお店ではコーヒーとアイスクリーム、ケーキ、クッキーなどのセットも用意しているようです。自分の好みのお店を探すのによい機会ですね。

コーヒーの話をしているのでちょっとついでですが、ブラジルではちょっと一息つく時には必ずコーヒーを飲みます。2009年の調査によるとこちらで最も消費される食品はコーヒーとのことです。お米を上回るのでびっくりです。そしてこちらでは少量の(気持ちだけの)チップをあげるときに、Tome um cafezinho!(=コーヒーを飲みな!)と言って渡すのですよ。

特派員

  • 皆木サンドラ 奈美
  • 年齢辰(たつ)
  • 性別女性
  • 職業語学教師、ペーパートールクラフター

ブラジル生まれのブラジル育ち。大学卒業後、夫の仕事の関係で3年間滞在したシンガポールにおいて習得したペーパートール(=シャドーボックス)や語学を教えています。多国の文化や習慣を上手に混在させているサンパウロでの生活がとても気に入っています。

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