• 2017.06.08
  • オーストラリアでも人気の絵文字2
オーストラリアだけではなく今や世界中で利用されている絵文字。オーストラリア人にアンケートをとり、こんな絵文字を作って欲しいベスト20のうち、前回は11位から20位までご紹介させていただきましたので、今回はいよいよ10位から1位までの発表です。

10位 Joy of Missing out

直訳すると見逃すことの喜びとなりますが、世間の情報や社交的な活動から一切離れてみることで自分だけの時間をだれにも邪魔されずに有効に使う楽しみのことです。時々携帯電話もテレビもすべてない場所へ行きリフレッシュすることも必要というところでしょうか。

9位 Hang Over

Hang over とは二日酔いの事で、おなじみのスマイルの絵文字の頭が赤く、目が半開き状態で口からよだれというか嘔吐物のようなものが出ている絵文字です。お酒を飲むのが好きなオーストラリア人ですから、二日酔いになる頻度も多いのではないでしょうか。

8位 Hey there champ

スマイルの絵文字がウィンクをして、ニッと片方の口角を上げ、ピストル型のような手をして相手を指さしている絵文字です。Champ はChampionを短縮したものですが、相手を褒める場合に使う時とちょっと、皮肉めいて使う時とがあります。Hi thereは親しい人に言う挨拶の言葉なので、「よっ、チャンピオン!」といった感じで大人が子供の男の子や友人に言ったりもします。

7位 Hangry

お腹が空いているのHungryと怒っているのAngryを掛け合わせた言葉です。
男性の絵文字が怒っている絵文字です。お腹が空いていて機嫌が悪いのを表現する絵文字です。

6位 Espresso Martini

エスプレッソマティーニ。特に今オーストラリアでは流行っているエスプレッソの味のカクテルです。ただ、これが6位にくるとは意外でした。三角のカクテルグラスにコーヒー色のカクテルが入っている絵文字です。オーストラリアのコーヒーのレベルは高く、カフェでもおいしいコーヒーが飲めますし、お店でもおいしいコーヒー豆が買えます。コーヒー好きのオーストラリア人には人気のマティーニです。

5位 Digital overload

未読のメールやお知らせなど多すぎる情報。携帯電話はパソコンに未読のお知らせがあるマークのように、スマイルマークの頭の右上に(99)とついている絵文字です。相手からのメールも見れてないときの言い訳にこの絵文字も使えるのでしょうか。

4位 Budgie Smugglers 

男性用の競泳用のようなぴったりパンツ、日本ではブーメランパンツと言うのでしょうか笑?赤のぴったり海水パンツの中から黄色い鳥が顔を出している絵文字です。このBudgie Smugglers直訳するとインコの密輸者?ですが、股間の膨らみをセキセイインコ(Budgie)をパンツに隠し持って密輸を図っているという意味で、そのパンツ姿を「バッジー・スマグラー(セキセイインコ密輸者)」と呼ぶようになったそうです。オーストラリアではライフセーバーと呼ばれるビーチの監視員たちも赤いぴったりパンツを履いているのである意味オーストラリアのトレードマークですね。

3位 Binge watching

テレビのドラマなどの一気見やテレビの見過ぎのことをいいます。
男性がボウルにはいったポップコーンを食べている絵文字です。その顔は笑みというより、テレビやインターネットなどに見入っているような無表情な顔です。

2位 BBQ

バーベキューです。これはまさにオーストラリアです!一人でも家族でも人が集まってもバーベキュー。ビーチにも公園にもバーベキュー台が設置されている位です。絵文字は蓋つきの丸いコンパクトな、でもよく使われているバーベキュー台の絵でした。

そして、一位は。。。。。。

Aboriginal Flag アボリジニの旗です!
オーストラリアの先住民アボリジニの旗で、下記のような色合いで、オーストラリアの青い国旗とは全くイメージの違う国旗です。絵文字にも各国の国旗絵文字がありますが、確かにこの絵文字はまだありません。先住民アボリジニに敬意と誇りをもった絵文字リクエストではないでしょうか。


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何ともオーストラリアらしいものから、意外なものまでトップ20の絵文字をご紹介させていただきました。

特派員

  • 菅沼 千栄子(旧姓 名倉)
  • 職業会社員

2000年に渡豪。日系旅行会社勤務等を経て、2014年から現地建設会社に勤務。休日は、趣味の一つであるソイキャンドル作りやビーチウオークを楽しんでいます。当地のレアな生活情報をお伝えしたいと思います。

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