• 2016.06.14
  • ドイツ最大の遊園地Europapark  ヨーロッパパーク
南西ドイツのフライブルグとフランスのストラスブールの間のちょうど真ん中、国境の近くに位置する「ヨーロッパパーク」は欧州でNo. 1の人気を誇ります。
開園期間はサマーシーズンが3月中旬〜11月上旬までで、入園料が大人44.50ユーロ、子供38.50ユーロでテーマパーク内は乗り放題。一日では周りきれないので二日券もあります。

欧州にはフランスのパリにディズニーランド、またLEGO LANDなどがありますが、「ヨーロッパパーク」はドイツで最大の遊園地で95haという広大な面積に、ジェットコースターがなんと11機もあり、子どもから大人まで楽しめるアトラクションが100以上用意されているので世界ランキングでも2位とずば抜けて人気が高いようです。


ヨーロッパの街並み

テーマパーク内はその名の通りヨーロッパの国々を象徴しており、ドイツ、フランス、イタリア、スイス、ギリシア、イギリス、ロシア、オランダ、スカンジナビア、オーストリア、スペイン、ポルトガル、アイスランド、2016年よりアイルランド計14カ国の街並を再現しています。 例えば、スペインでは地中海風建物が建ち並ぶ中で、フラメンコや騎士ショーがあり、本場パエリアやサングリアを味わいながらスペイン語圏を満喫できます。

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パーク内はモノレールや電車で簡単に移動することができるので、まるでヨーロッパ一周旅行をしたような気分になれます。特にドイツ、フランス、スイスの国境から近いので多くの観光客で賑わい、様々な国の言葉が飛び交うのが印象的でした。


テーマパーク

メインキャラクターは「Edユーロマウス」で、毎日パレードが行われます。アーサーとミニモイの不思議な国も幻想的でした。

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そして至る所でフラメンコ、騎士ショー、サーカス、アイススケート、ミュージカルなどのショーがあり、お客様を飽きさせません。
私は今回アイススケートを鑑賞しましたが、音楽&照明、アイススケーターのスタイル及び技術の高さのみならず、サーカスや大道芸人まで出てきて内容の濃い、また質の高さに驚かされました。このショーや乗り物が全て入っての入場料なので、決して高くないと思いました。
小さい子供にはメリーゴーランドや子供ワールド、特にグリム童話の森はお薦めです。ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家などが立ち並び、おとぎの国へ来たようなメルヘンチックな旅ができます。
フランスの領域にあるEuro-Towerからテーマパーク内を一望するといかにこのテーマパークが大きいか分かります。

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ずぶ濡れアトラクション

水に濡れてしまう可能性が高いアトラクション。
中でも一番のお気に入りは「フィヨルド・ラフティング」。川の流れに乗りながら、障害物を超えて行きますが、運が悪いとずぶ濡れに…。レインコートの着用をお薦めします。
万が一濡れてしまっても、全身ドライヤーが設置されています。4人ぐらいで一緒に乾燥機にかけられる優れものです。

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ギリシアにあるウォーターラッシュも水しぶきが半端ではありません。




ジェットコースター

世界トップ10に入る絶叫マシーンが数々とあるので、ジェットコースターが大好きな方にはお薦めです(身長120cm〜130cm以上と制限あり)。
特にフランスエリアにある「シルバースター」は、最高時速130キロという速さで、高さ73メートルから急降下します。
また、アイスランドエリアにある「ブルーファイヤー」は高さ40m、最高時速100km、スタートして2.5秒後に最高速度に到着します。


レストラン

ヨーロッパパークの中にあるレストランは多彩で美味、ヨーロッパの国ごとにフランスエリアならフランスレストラン、と様々なお食事が味わえます。
中でも目を惹いたのがLOOPというレストラン。一つのテーブルに10名ほどで座り、目の前にあるコンピューターで好きな料理を注文します。
すると、なんと注文した商品がバーを通って上から回転して運ばれてくるのです。まるで、日本の回転寿司のようですが、こちらは天井が高くダイナミックです。私はドイツの春には欠かせないホワイトアスパラ(Spargelシュパーゲル)を注文してみましたが、何ともいえないコリコリ感。まるで日本の竹の子を食べているような感覚でした。見た目だけでなく、料理の味も確かなお薦めレストランでした。

 


次回はヨーロッパパークに隣接するホテルに宿泊しながら、また何日か訪れたい夢のようなテーマパークでした。


特派員

  • 理夢
  • 職業いけばな活動家

ドイツ在住5年目。海外で「和の心」を忘れず、「いけばな」と「着物」を中心に日本文化活動を行う。日本の美を広めるべく、また次世代にも継承していけるよう精進して参ります。

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