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ナレッジサロン会員「実はわたし…」レポート

テーマ:
実はわたし…オープンジェネレーションを実現したいです

飛河 智生 さま 帝塚山学院大学 人間科学部 教授

以前、ある学生に「“大人”のイメージは、『自分の事しか考えていない』『言われた事しかしない』『元気がない』人ばかり」と言われました。大変驚きましたが、こう言わせるのには、社会にも一因があると思います。若い人が思い描く大人であるところの50歳代の人が昨今、リストラされたりしてとても暗いイメージです。これでは、若い人も自分の未来を明るく考えられませんね。
大事なことは、大人がイキイキしている事。そうすれば、自分もいずれはあんな風に過ごせるんだ、そうなれるように今頑張ろうと将来を明るく展望できるのではないでしょうか。

私はパナソニックに長年勤めておりましたが、4年程前から社会人を対象に「LINK-NEXT社会塾」を開催しています。25歳~、35歳~、そして45歳~55歳と3世代にわけて、日本や世界の状況、経済、教育、経営、情報、生き方などを学び、課題の抽出や解決策を探り、併せて世代を超えたナレッジの共有=オープンジェネレーションの実現を目指して活動しています。
この活動が大学へ招へいされるきっかけとなり、企業人を少し早目に“卒業”して2年前から教鞭をとっています。専門は、と聞かれれば、「社会人スタート学」というのでしょうか(笑)。企業に技術職として入社し、以来マーケティング、経営企画、システム営業、財界担当と多岐に渡る部門を担当してきた経験から私の役割は、学生と社会を結び、学生が社会に出てから自分の足でしっかりと進み、活躍できるように、基礎力や幅広い視野を持たせる事です。
学生の就活ですが、企業から好かれる訓練はしているけれども、会社や仕事を好きになる訓練はあまりしてきていないように感じます。働く事をアルバイトの延長のように考えていて、仕事の目的は給料をもらう(自分の時間を切り売りする)事としているように見受けられます。そうでなく、仕事それ自体が楽しいものだという事を教えたいです。「仕事ってどういうものなのか、しっかり選べるように4年間勉強しよう」「お金を貰うことだけでなく、社会は楽しいのだと。社会の為に役立つことも魅力なんだ」という事を学生たちに伝えられる先生になりたいと努めています。

ナレッジキャピタルのサロンを模して、学内に「スマートラボ」を作りました。私が先の「LINK-NEXT社会塾」で出会った若手社会人や、アニメクリエーター、客室乗務員、経営者、商社マン、元タカラジェンヌの方など様々の職種の方をお呼びして講演してもらう「スマートサロン」を設けています。また、クリスマスやハロウィンパーティ、工場見学等も企画し、その際には、「スマートサロン」で講師をしていただいた方々もお招きして、学生と気軽な交流を楽しんでいただいています。今後は学生たちに自ら企画・運営してもらうつもりです。さらに、実際に販売されているグルメ雑誌の編集、大丸心斎橋店で開催されたクールジャパンイベントのスタッフなど、リアルな社会の現場に参加する機会を作っています。
このような活動を通して、一層社会と触れ合い、パイプができ、併せて企画力、プレゼン力、交渉力、コーディネートやコミュニケーション能力などが培われ、主体性も養えられればと思っています。

講義では、その日の朝のニュースや最近の社会情勢の事、サラリーマン時代のエピソード等も話しますが、学生の受けが良ければそんな雑談が伸びてしまう事もしばしば。昨年末のクリスマスパーティでは、ゴスペル部に頼まれ久々に趣味のピアノを練習して、『アナと雪の女王』の『レット・イット・ゴー』を伴奏しました。最近は、ピアノを弾く時間も取れない位に忙しくしていますが、学生がみるみる成長し、目の輝きが変わり、伸びていく様子を目の当たりにできるのが、今の私の喜びです。

サロン会員ご紹介

帝塚山学院大学 人間科学部 教授
飛河 智生 さま
http://www.tezuka-gu.ac.jp
インタビュー日:2016/3/17

※ 上記内容はインタビュー日時点での情報となります。
※ 予告なく変更・削除される場合がございます。予めご了承ください。

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