サロンイベントレポート

ナレッジサロン会員「実はわたし…」レポート

テーマ:
実はわたし…ドキドキ・ワクワクに貪欲です

古山 昭 さま 三木楽器株式会社 代表取締役

物にこだわりがありません。ただ、人には興味があって、人に会うシチュエーションを作って、外に出ていきます。そうすると、いろんな情報が入ってきておもしろい。
ナレッジサロンに出入りするのも、GFO(グランフロント大阪)バンドでライブを仕掛けるのも、人的なネットワークが拡がって楽しいから。
時間もエネルギーもかかって無駄なようですが、このなかにこそ意味がありそうな気がしています。

若い時は勢いがあったけれど、歳をとってくるとモチベーションを上げるのが難しいです。自ら行動を起こさないと、モチベーションは上がらない。しかも、やらなくてはいけない事を見つけることが難しい。やらなくてはいけない事は、前後の見境なく「やる」と言ってしまう。それが私のモチベーションになっていると思います。
部下は社長のモチベーションを上げてくれないし、上げてやろうとも思わないでしょう。それに、歳を重ねるとプライドが許さなかったり、若い人の中にいると場違いのような違和感を覚えたりするけれど、私は平気。

例えば、最近一番モチベーションが上がったのは、「M.S.S Project」のライブに行ったことです。「M.S.S Project」は、ニコニコ動画の4人組ゲーム実況ユニットです。横浜パシフィコに満員の5000人の観客が入って、若者の反応を見て感動しました。
また、コスプレの会場にも出かけます。ドキドキ感が年齢と共に無くなる気がするので、臆せずにコスプレをしている女子高生に話しかけます。社内でも私はJK(女子高生)担当と豪語しています。女子高生と会話をしていると、ドキドキ・ワクワクとしてモチベーションがあがりますよ。ナンパしているだけじゃないか、なんて口の悪いメンバーに言われたり、時には警戒するかのような目で会場警備担当者に見られたりするけれど。

日本代表の体操選手・杉原愛子さんの床演技の音楽を、同じラボの参画者の梅花女子大学さんとのつながりで弊社が担当。音の確認と応援しに代々木体育館まで行きました。また、BMXレーサーの池上泰地さんのクラウドファンディングの支援をしているのも、サロン会員つながりです。今年も岸和田での全日本大会も見に行きました。アスリートは競技前や練習前に音楽を聴いて気持ちを高揚させたり、集中力を高めたりするでしょ。ここにも音に関わることで我々の存在意味があるように思います。

ルーティンの仕事が少ない社長がこうして動いて、楽しくビジネスにしたいと思います。私自身も動いて、人と会って、そうすることでモチベーションをアップしていきます。

若い人の音楽、楽器離れを憂えています。
若い子や小中学生には時間がない。生活時間の多くをスマートフォンが占めていて、このスマートフォンの世界に入っていかないと、商売にならないと思うのですが。Webが世の中を変えたと思っています。音楽という共通事項・コンテンツを、想定のつかないような業態との組み合わせで何かできることがないか、サロン会員の皆様のアイデアに期待したいです。

私は、会社と会社を、音・音楽でつなぐ触媒になれればと思っています。1社では難しくても3社ぐらいが力を合わせれば何かができる。ナレッジキャピタル、ナレッジサロンでの「いやし系触媒」の役を担いたいと思います。

サロン会員ご紹介

三木楽器株式会社 代表取締役
古山 昭 さま
http://www.miki.co.jp
インタビュー日:2016/5/11

※ 上記内容はインタビュー日時点での情報となります。
※ 予告なく変更・削除される場合がございます。予めご了承ください。

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