木曜サロンレポート

テーマ :「ここだけの話 サービスの原点」 産業創出

開催日: 2015年11月12日


岡 昌治氏は、飲食業界では顔も広い方で日本をはじめヨーロッパでも「ミスターオカ」と言えば、世界の「クロサワ」、「ミフネ」と並んで知られているとか…。
こういうジョークの好きな関西のノリがあり、人なつっこいスマイルでワインラバーを虜にする。当日は、ホテルマンとして、またソムリエとしての立場からサービスの原点を話して頂きました。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

岡 昌治 氏

一般社団法人日本ソムリエ協会 会長。1953年大阪生まれ。
リーガロイヤルホテル(大阪)マスターソムリエとして、ソムリエを統括。数々のソムリエコンクールで受賞経験を持つ日本を代表するソムリエ。大阪生まれの大阪育ちで、料理人を目指してホテルへ、そして今ではマスターソムリエにまでなった日本ソムリエ協会の重鎮です。
そのユーモアあふれる語り口調から多くのファンが敬意を込めて「岡ちゃん」の愛称で親しまれ、雑誌・テレビ・講演に引っ張りだこの人気者。
平成16年にはフランスの食やワインの普及に貢献が認められ、フランス共和国より「農業功労章シャバァリエ」を受賞。“平成23年度 秋の褒章” 黄綬褒章を受章。

ナレッジドナーインタビュー

■木曜サロンに参加した感想は?
皆さん「こいつはどんな話をするのだろう」と緊張されていたと思いますが、緊張していると、入った知識も消えていってしまいます。そこで皆さんにリラックスをしてもらおうと、最初に挨拶をしたスタッフの方を話のダシにさせてもらいました。皆さんがどれくらい話を聞いてくださっているか、初めは分かりませんでしたが、表情を見ていると徐々にリラックスされていたと感じました。

■今後サロンに期待することは?
期待したいと思います。社会人になると社内で過ごす時間が増え、交流の幅が極端に狭くなります。そういった意味で、いろんな分野の方と交流できるナレッジサロンは、素晴らしい場だと思います。もちろん、社内の知識を共有するために、異業種交流会を行う企業もあります。
しかしながら、参加できるのは、企画や営業といった限られた部門の方々です。ところがナレッジサロンは、そのようなことに縛られず、個人で参加し異業種の皆さんと話ができる、知識を得ることが出来るのです。こうした試みは初めてではないでしょうか。
隣近所の“おばちゃん”や“おじちゃん”から学ぶこともできた昔と違い、核家族化やインターネットの普及にともなって、人との関わりや集まりの形は変わってきています。ナレッジサロンの皆さんには、人間の持つ「話せる」という大事なパーツを使って交流し、新しいことを学んで欲しいと思います。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

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