
ナレッジキャピタルは、知的創造・交流の場として「新しい価値の創出」を目指し、日々活動しています。
Knowledge Capital Award City Weekendでは、その一端をご紹介します。
『活動や成果を誰かに知って欲しい、見てもらいたい。そして評価や承認を得たい。それを実現できる価値付け機関としてのステージがあり、そこに世界中の人々が集まる。』
ナレッジキャピタルが提案する「アワードシティ」の考え方です。
現在、ナレッジキャピタルでは3つのアワードを主催しています。世界の学生の創造性と想像力をテーマとした「ISCA(International Students Creative Award)」。ナレッジキャピタルでのイノベーティブな活動の表彰と、中学生・高校生によるアイデアコンテスト「Knowledge Innovation Award」。そして、ナレッジキャピタルのコアバリュー『OMOSIROI』を実践する人を表彰する「World OMOSIROI Award」。これら3つのアワードを継続することにより、受賞者はもちろん、審査員や選考委員、推薦者など多くの人々との輪を広げています。
イノベーションや知的創造を生み出すための施設や機能が、今、世界中で急速に広がりつつあります。その先陣を切ったナレッジキャピタルは、それらの機関と関係性を深め、積極的な連携協定や相互交流を行ってきました。
今後も海外連携先を拡げ、未来を切り拓くための新しい「知」のネットワークともいうべき仕組みから世界視野のビジネスや文化を創出することを目指していきます。
今回は、「Knowledge Innovation Award 4th.」と「World OMOSIROI Award 3rd.」を同時開催すると共に、海外連携先である各機関から、キーパーソンが来日いたします。多様な人々が集う3日間を是非お楽しみください。
Knowledge Capital Award City Weekendのオープニングレセプション
イベント主旨の説明、海外連携先のキーパーソンによるプレゼンテーション、
多様な方々とのネットワーキングレセプション、最先端のメディアアートパフォーマンス。
ナレッジキャピタルの今までの活動をご体感いただけるプログラムをお届けします。
科学技術やデザイン、メディアアートなど、イノベーションをテーマとした海外連携先機関の
キーパーソンによるプレゼンテーションと交流をお楽しみください。
メディアアートの世界最高峰の機関。毎年9月にアート・テクノロジー・社会をテーマに行われるアルスエレクトロニカ・フェスティバルの他、R&D機関のフューチャーラボなどの施設がある。
欧州最大規模を誇る「フランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)」の技術研究部門所属の研究機関。
マイクロエレクトロニクスとナノテクノロジーなどの研究開発と産業化を行う。
世界基準のスマートシティ開発における方針と基準を提案するコンソーシアム。
国内外の機関とのコラボレーションを推進し、イノベーションと持続可能な経済成長を促進するためのエコシステムを生み出す。
クリエイティビティ及びデザイン分野の人材支援を目的とするタイ政府機関主体の施設。タイにおけるトップレベルの資料センターとして、展示会、ワークショップなど、デザインに関する情報を提供。
台湾政府経済省の外郭組織であり、文化クリエイティブ産業の発展を目的に設立。煙草工場をリノベーションした研究施設やデザインミュージアムなどの施設がある。
リヨン市とフランス大手企業7社の共同出資により設立されたリビング・ラボ。ビックデータの有効活用及び、IoT技術を駆使した新規ビジネスの創出が目的。市民参加型での実証実験の実施やスタートアップ支援を行う。
デジタルアートによる文化・産業の振興を目的に設立。常設のアート展示のほか、国際的なデジタルアートビエンナーレの開催や、アーティストインレジデンス、スタートアップ支援を行うラボも併設。
香港特別行政区政府を主体に設立。バイオ、IT、環境などをテーマとした企業の研究・技術開発を製品に繋げ、
その商用化を目指すための充実した施設と環境が整っている。
最新のIT技術の開発を支援し、情報サービス企業の集積により、「東洋のシリコンバレー」を目指している。
スタートアップのためのスタジオや、スモールオフィスなどを完備する。
海外をはじめ、産・官・学の多様な皆様に交流を深めていただくネットワーキングレセプション。
ナレッジキャピタルのコーディネーターが交流のお手伝いをします。
ナレッジキャピタルの海外連携先であるデジタルアートセンター(フランス)が主催する
「国際デジタルアートビエンナーレ2016」の入賞者2組が、本イベントのために来日し、
世界最先端のメディアアートパフォーマンスを披露します。
2名のアーティストのコラボレーションから生まれる、音と映像を同期させたアーティスティックなパフォーマンス。
ステージに出現する2.5mの巨大キューブを巧みに使った音と映像のメディアアートパフォーマンス。
世界を面白くする5人の受賞者によるプレゼンテーション&パフォーマンス
自作の映像機と楽器で独自の世界観を紡ぎだし、世界を旅するパフォーマンスユニット。
都市を舞台とした人々を巻き込む大胆で冒険的なプロジェクトを発表する芸術家。
ナントの巨大象など、機械仕掛けの巨大アトラクションを操るパフォーマンス集団
「ラ・マシン」の創設者。
AI(人工知能)にレンブラントの新作を描かせ話題となった「The Next Rembrandt」のプロジェクトメンバー。
古家電を電子楽器として蘇生させ合奏する独自のパフォーマンスで活動を行うミュージシャン兼アーティスト。
※お飲み物と軽食をお楽しみいただけます。
ヒューマンビートボックス × 津軽三味線のニューコンビネーションライブを行います。
1992年生まれ。日本最大にして唯一の公式大会JAPAN BEATBOX CHAMPIONSHIPにおいて計3度の優勝を誇る。アンダーグラウンドなクラブシーンはもちろん、TVや雑誌等のメディア出演、企業コラボなども数多くこなす。他ジャンルとのコラボレーションも積極的に行い、常に新しい価値観を世界に発信し続けている。
1979年埼玉生まれ。14歳で津軽三味線全国大会優勝。ニューヨークのカーネギー・ホールでの演奏をはじめ、国内外で様々なジャンルとのセッション経験を積む。“日本人にしか作ることのできないダンスミュージックを世界に”を追求し、創作を続けながら、日本の伝統芸能の魅力発信と文化伝承にも力を注いでいる。
World OMOSIROI Award 3rd. の選考委員が「OMOSIROI」について考え、語り合います。
幅広く極めて多岐に渡る活動を行う全方位的アーティスト。既成のファインアートと大衆文化の枠組みを抹消し、現在の日本にあって最も自由な表現活動を行っている自称「MEDIA THERAPIST」。2010年3月に突如、個人で立ち上げたライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」は、開局と同時に記録的なビューアー数を叩き出し、国内外で話題を呼び続ける。2015年12月、高松市が主催する『高松メディアアート祭』ではゼネラルディレクター、キュレーター、審査委員長の三役を務め、その独自の審美眼に基づいた概念構築がシーンを震撼させた。
1992年、スイス生まれ。高校2年生の頃、「笑点」「エンタの神様」「世界の中心で、愛をさけぶ」などに影響を受け、来日。2010年に芸人のギャグを多言語でモノマネしたことが話題となりブレイク。趣味は政治家の追っかけと国会議事堂見学。3カ国語(日本語、ドイツ語、英語)を話せるグローバルなタレントとして、情報番組からワイドショー、バラエティーまで幅広いTV番組で活躍中。
東京大学法学部卒。大学院在学中にITベンチャーの立ち上げに参画、ソフトウェアの開発に携わる。 その後、株式会社ジャパンスタイルを設立。国際交流基金などの事業で、中央アジア、中東、カナダなどで津軽三味線や沖縄音楽をはじめとする伝統音楽の舞台制作を行う。2007年より経済産業省主催の海外富裕層誘客事業(ラグジュアリートラベル)の検討委員に就任。また、地域ブランディング協会の理事も務める。
換気扇の羽根が回ることによって起こる光の明滅を小型太陽電池で拾って電気の波=音へ。羽根の枚数を変えることで音階をつくり出す。換気扇を回し奏でるスペシャル・パフォーマンス「換気扇サイザー」を行います。
※和田 永氏はWorld OMOSIROI Award 3rd. の受賞者にも選ばれました。
1987年生まれ。物心ついた頃に、ブラウン管テレビが埋め込まれた巨大な蟹の足の塔がそびえ立っている場所で、音楽の祭典が待っていると確信する。しかしある時、地球にはそんな場所はないと友人に教えられ、自分でつくるしかないと今に至る。オープンリールテープレコーダーで合奏するグループ『Open Reel Ensemble』首謀者。ISSEY MIYAKEのパリコレクションでは、10季に渡り音楽を担当している。2015年より役割を終えた古家電を電子楽器として蘇生させ、合奏する祭典を目指すプロジェクト『エレクトロニコス・ファンタスティコス!』を始動させて取り組む。各国でライブや展示活動を展開している。
未来へのヒント!?中高生と専門家のプレゼン・エデュテインメント
ナレッジキャピタル参画者を対象にイノベーティブな活動を募集
国内の中学生を対象に「未来の仕事」についてアイデアを募集
国内の高校生を対象に「未来の“私”の仕事」についてアイデアを募集
メディアアートは単にアートではなく、メディアアートがいかに新しい産業創出に貢献できるかについて、ゲルフリート・ストッカー氏が語ります!
オーストリアのリンツに拠点を置く、メディアアートの世界最高峰機関「アルスエレクトロニカ」の芸術監督として世界的に活躍。1995年のアルスエレクトロニカ芸術監督就任以来、アルスエレクトロニカ・センターの先駆的な新しい展示の戦略を開発、施設内のR&D部門となるアルスエレクトロニカ・フューチャーラボを設立するなど、芸術家や技術者のクルーを率いて積極的に活動している。
国家認定初の“変な人”(総務省「異能vation」事業)10人にも選ばれ、医療に3DCGの息吹を吹き込む異才、医師で医療CGプロデューサー瀬尾拡史氏が『変な人は当たり前のことをやろうとしている』をテーマに語ります!
1985年東京生まれ。東京大学医学部医学科卒。医師。東京大学医学部附属病院にて初期臨床研修修了。東京大学在学中、デジタルハリウッドへのダブルスクールにて3DCGの基礎を習得。株式会社サイアメント代表取締役。
お問い合わせ先
Knowledge Capital Award City Weekend事務局(スーパーフェスティバル内)
TEL:06-6131-6881(平日10:00〜18:00)
※都合により、プログラム、時間、出演者は変更になる場合がございます。