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  • 2022.06.23
  • オースティンの歴史を今に伝えるモニュメントたち
長い歴史を誇るテキサスは、今日のアメリカ合衆国の歴史のなかでも重要な意味を持つ州です。
近隣のサン・アントニオにはアラモ伝道所がありますが、オースティンも随所に歴史的建造物があって街の歴史の深さを物語っています。これらの古くから残る建造物は高層ビル群の間にあり、美しい壁画や近代的なモニュメントと共存しているのです。
オースティンは活気にあふれ、自然に恵まれた街です。中心地からほんの少し歩けば木々が生い茂る広大な公園があり、街の中にはコロラド川が流れているので、ゆっくり散歩したりくつろいだりするのが好きな人にはうってつけの場所です。
活気があるといっても無秩序というわけではなく、一風変わったものが驚くほどたくさんあるオースティンですが、実は魅力に満ちたな歴史的側面も持ち合わせています。今回のブログではこうした歴史的モニュメントをご紹介しようと思います。

オースティンに来たら最初に立ち寄りたいのが、テキサス州会議事堂です。
歴史と権威の象徴であるこのテキサス州会議事堂は、ワシントンDCに次ぐ全米最大規模の州会議事堂で、一見の価値があります。
このピンク色の花崗岩で作られた巨大な建物は、ひと目で人々の心を魅了します。建物内部のほとんどはドームで占められていて、それと完璧に調和する絵画や彫像が飾られ、テキサスの歴史が再現されています。
議事堂の周りには歴代のテキサス州知事を称える銅像が立ち並んでいます。周囲にはたくさんの木々が植えられているので、緑あふれる公園の静寂の中でのんびりくつろいだり読書をしたりする人を大勢見かけます。
金属探知機によるセキュリティーチェックが義務付けられていますが、州会議事堂へは無料で入館できます。ガイドツアーも用意されていますし、個人で建物内を探索してみるのもいいですね。
正面玄関前に広がる大きな芝生広場の右側にはテキサス州議会議事堂ビジターセンターとテキサス州立図書館があります。
このテキサス州議会議事堂はアメリカ合衆国の国家歴史登録財と国定歴史建造物に指定されています。

オースティンを訪れたら、アンジェリーナ・エバリーを称えて建てられた銅像を見に行くのも忘れてはいけません。
この女性にまつわる物語と、なぜ彼女がオースティンにとってそれほど重要な人物なのかを知る人はほとんどいませんが、彼女の存在がなかったらオースティンの街は今とは全く別のものになっていたと言えるでしょう。
18世紀にテネシーで生まれたアンジェリーナは静かな生活を送っていましたが、後にテキサスに移り住み宿屋を開きました。ある時、彼女は客として訪れたテキサス共和国第3代大統領・サミュエル・ヒューストンが密かに共和国の公文書を盗み出すよう命じているのを耳にします。
そこでアンジェリーナは大砲を打ち鳴らし、街に住む人たちに盗難の企てを知らせました。彼女のおかげで公文書は持ち去られずに済み、オースティンはテキサス州都の座を守ることができたのです。
それから数年後にアンジェリーナはオースティンを離れますが、街を救った彼女の勇気ある行動をいつまでも忘れないようにと、アンジェリーナを称える銅像が建設されました。
アンジェリーナ像とテキサス州議会議事堂は、どちらもオースティンのメイン道路であるコングレス・アベニュー沿いにあります。
最後にご紹介しておきたいのが、ニール・コクラン・ハウス・ミュージアム。こちらもオースティンを代表する歴史的建造物のひとつで、アンテベラム様式(南北戦争前に建てられたアメリカ南部の住宅)の建物では唯一入館が許可されています。古代ギリシャの神殿のような円柱が特徴的なこの2階建てのグリークリバイバル様式の邸宅は、現在は小さいながらも魅力的な美術館になっていて、19世紀の住宅がどのようなものであったかを来訪者に伝えています。室内には実際に使われていた家具や道具が並べられていて、その当時の雰囲気が感じられるとともに、ここで暮らしていた人々の生活を垣間見ることができます。
ニール・コクラン・ハウス・ミュージアムでは母屋の他に、奴隷用の宿舎が今も残されています。


特派員

  • パトリック・ サッコ
  • 年齢酉年(とり)
  • 性別
  • 職業エリオット・コンサルティング社エンジニア

こんにちは! 私はパトリックと言います。イタリアからスコットランドへ移住し、2022年4月にアメリカのテキサス州オースティンに引っ越してきました。
仕事は土木技師、趣味は詩を書くことです。時間のあるときはドライブをして新しい場所を発見するのが好きです。
アウトドアが大好きで、キャンプやハイキングにもよく行きます。
この新たな土地でたくさんの友達をつくって、みなさんにもこの街のことを知ってもらえればと思います。

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