• 2020.06.10
  • 太陽と情熱の国メキシコより
メキシコといえばイメージするのは陽気な人々、メキシカン料理、カラフルで明るいフォトジェニックな街並み、数々の貴重な世界遺産。そして太陽が燦々と降り注ぐ広大な土地にサボテンがある景色などではないかと思います。

しかし私が暮らす首都のメキシコシティは人口約2100万人の大都市です。
日本だと大阪と同じくらいでしょうか。
そんなメキシコシティでサボテンが見られるのは整備された公園や広場がほとんどです。


写真はメキシコシティの中心ソカロの風景です。

一年中温暖な気候ではありますが、暑い時期と寒い時期は日本と大体同じです。
5月~10月が雨季、11月~4月が乾季となっており、雨季は夕方頃から雨が降ることが多く時には激しいスコールが数時間続くこともあります。雨が降ると急に気温が下がることがほとんどです。
メキシコシティで一番暑いのは3月~5月ですが、日本の夏のような厳しさは無く冷房も設置されていないことが多いです。一番寒い12月~2月も同じく、コートは必要ですが暖房はレストランのテラス席などで見かける程度です。

暑い時期は一日中ずっと暑いかというとそういうわけでもなく、朝晩は涼しく日中のみ夏の暑さという寒暖の差が激しい気候です。その理由はメキシコシティの標高が2250mと高いため。東京の標高は40mだそうで2250mは富士山の五合目辺りになるそうです。
そのため人によっては高山病の症状が出る人も。海外旅行に行くとその土地の美味しい料理と一緒にお酒も楽しみたい人も多いと思いますが、標高が高い所では通常より酔いやすいため到着した日はお酒は控えるほうが良いようです。
酸素も平地の4分の3と少なく軽い運動でも高地トレーニングのような状態になります。
それでも人の生活は変わらず、子供たちも元気に外で遊んでいますし、ランニングやジムでの運動をする人もたくさんいます。

そんなメキシコシティで暮らす私やたくさんの日本人が頼りにしている情報誌があります。因みにメキシコシティには約3000人の日本人が生活しています。


左の大きな情報誌は年1回発行の有料のもので、メキシコの様々な情報をはじめ日系スーパーや日本食レストラン、観光地、日本人医師や学校についてなど多岐にわたる情報が掲載されています。
右の小さな冊子は毎月発行で日系スーパーなどで無料で配布されています。
毎月のメキシコ各地の特集に加え、日本食レストランやカフェの情報などこちらも読みごたえのある一冊です。
メキシコシティに住みはじめた当初からこの2つの情報誌にお世話になりっぱなしです。
ここから知って実際に食べたもの訪れた場所などもたくさんあるので、これからどんどんメキシコの魅力をお伝えしていきたいと思います。

特派員

  • パドラ リボド 裕美
  • 職業主婦

メキシコの首都、メキシコシティで夫と娘の3人暮らし。夫の仕事で来墨し、スペイン語はできないながらもママ友もでき、毎日を気ままに楽しんでいます。陽気で魅力的なメキシコのことをたくさん知ってもらいたいです!

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