オーストラリアのカフェ事情|菅沼 千栄子(旧姓 名倉)|ナレッジワールドネットワーク|アクティビティ|ナレッジキャピタル

  • 2017.08.21
  • オーストラリアのカフェ事情
ここ数年前からのカフェブームで一気にカフェの数も増え、ここゴールドコーストでも人気のカフェでは早朝から行列ができ、新しくおしゃれなカフェができるとあっという間に話題になります。朝型人間の多いオーストラリアでは早朝から行動する人も多いため、朝6時頃オープンし、午後2時、3時にはクローズするカフェがほとんどです。

そんなカフェブームですが、ひと昔前までは消費者もそれほどコーヒーの質にもこだわっておらず、エスプレッソマティーニ(エスプレッソ入りのカクテル)が今となってこんなに流行るのも、コーヒーの味のレベルそのものが以前よりも高くなり、コーヒー好きな人が増えたからではないかと思います。日本から来た知人もオーストラリアはコーヒーがおいしいとよく言っています。コーヒー豆をお土産に買っていったりもしています。

コーヒー豆自体がおいしいのも確かですが、コーヒーの味はバリスタの腕で決まるとも言われているほど作る人によっても味が違ってくるそうなので、オーストラリアのバリスタののレベルも高いということになります。また、ミルクもソイミルク(豆乳)を選べたり、カフェイン抜きのコーヒーのディカフェや、ベビーチーノという、カプチーノのエスプレッソ(コーヒー)抜きの泡のミルクの部分だけの子供用の飲み物を扱っていたりと様々な需要に対応しています。


食べ物のほうはと言いますと、健康ブームの影響もあり、手作りのヘルシーフードも多く、今注目されているアサイベリーとフルーツ、シリアル、ヨーグルトが入ったアサイボールや、小麦に含まれるグルテンにアレルギーを持つ人も多いので、グルテンなしのグルテンフリーのメニューを扱っている店も日本よりかなり多いほうではないかと思います。フレッシュな果物や野菜で作ったスムージーや、オーガニックの食材を使っているカフェも増えてきております。

もちろん朝食の定番のエッグベネディクト(マフィンやパンにベーコン、ポーチドエッグが乗っており、その上にオランデーソースというマヨネーズのような濃厚なソースがかかったもの)や、ベーコン、卵、ソーセージ、トマトやマッシュルームをグリルしたもの、ベークドビーンズといって豆をトマトソースで煮込んだもの、それにトーストとすべてが入っているビッグブレックファストや、ランチではバーガーや、BLT(ベーコン、レタス、トマトのホットサンド)などオーストラリアらしいメニューも健在です。

ひと昔前ですと昼食で外食となるとチェーン店のバーガーショップや、ピザショップ、フィッシュアンドチップス(魚をフライしたものにフライドポテトをつけたオーストラリアでは定番の食べ物)ショップなどしかありませんでしたが、今はヘルシーブームの影響もあり、カフェで手作りの料理を食べれるので、私もほとんどファストフード店には行かなくなりました。

ただここで問題なのが、価格です。近所に手作りパンがおいしいと有名な人気のカフェがあり、久しぶりに行ったのですが、店ができて数年経つ今でも人気は続いているようで、注文するレジの前には行列ができていました。
コーヒーとベーコン入りのベーグルに卵のトッピングを追加したもので一人当たり合計$30から$35(日本円で約2520円~2940円)。しかも紙皿に入っており、日本のモーニングセットなどに比べるとちょっと高いですよね。朝食に$30使うのは世界一高賃金のオーストラリアでもちょっと割高です。前に来た時よりも値段が上がっているように思いましたがこの値段でも行列ができているのでまだまだカフェブームもしばらく続きそうです。

このカフェは量の割には高かったほうですが、例えば先ほどご紹介した朝食の定番人気メニューエッグベネディクトでしたらゴールドコーストのカフェでの平均価格は$16~20(日本円で約1344円~1680円)くらいなので、おいしいコーヒーと一緒に試してみる価値はあるかなと思います。それにしても値段もそこそこいきますので、カフェで食事も兼ねて行く際は当たりはずれもあるかもしれませんので地元の人お勧めのカフェにぜひ行ってみてくださいね。


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少し見づらいですが、人気のカフェBSKT Caféの朝食の人気メニューでエッグベネディクトをちょっとアレンジしたものです。オランデーソースにアボカドをミックスさせた緑色のソースでトーストの上にはベーコンの代わりにスモークサーモンが乗っています。ここでもグルテンフリーのパンを選ぶことができます。


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ゴールドコーストで人気のBSKT Caféは内装もシンプルでおしゃれ。ビーチがすぐそばという最高の立地で室内外に席があり、外には子供が遊べる砂場もあります。


特派員

  • 菅沼 千栄子(旧姓 名倉)
  • 年齢丑(うし)
  • 性別女性
  • 職業会社員

2000年に渡豪。日系旅行会社勤務等を経て、2014年から現地建設会社に勤務。休日は、趣味の一つであるソイキャンドル作りやビーチウオークを楽しんでいます。当地のレアな生活情報をお伝えしたいと思います。

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