1970年代のコンピュータ・グラフィックス(CG)黎明期から研究・制作に着手し、SIGGRAPHの1982年大会における、自己増殖する造形理論「グロースモデル(The GROWTH Model)」の発表は、世界中からの参加者に会場でスタンディングオベーションを受け、絶賛を博した。2010年には、CGの世界最大の国際大会であるSIGGRAPHにおいて、CG界に長年にわたり大きく貢献し現在も活躍を続ける研究者・技術者・芸術家に与えられる、ACM SIGGRAPH Award : Distinguished Artist Award for Lifetime Achievement in Digital Art を受賞。2013年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。同年、栄えある紫綬褒章を受章。
2003年4月、Google Inc. 副社長兼Google Japan 代表取締役社長として Google に入社以来、 日本における Google の全業務の責任者を務め、2009年1月名誉会長に就任。 2011年1月1日付けで退任し、村上憲郎事務所を開設。 京都大学で工学士号を取得。国際大学GLOCOM主幹研究員・教授。慶 應義塾大学大学院特別招聘教授。大阪工業大学客員教授。会津大学参与。
角川アスキー総合研究所 取締役主席研究員。『月刊アスキー』編集長、アスキー取締役などを経て、‘13年より現職。スマートフォン以降に特化したライフスタイルとデジタルの今後に関するコンサルティングを行っている。『マーフィーの法則』など単行本もてがけるほか、アスキー入社前には『東京おとなクラブ』を主宰。著書に『計算機屋かく戦えり』など。『週刊アスキー』にて巻末連載中。
京都大学 総合博物館 准教授。1973年、大阪生まれ。京都大学工学部卒業、大学院修了。博士(工学)。2012年から経済産業省に技術戦略担当課長補佐として出向。2014年7月に京都大学に復職。黙して語らず、されど師匠から弟子に伝わる熟練技の伝承研究から始まり、視覚に障害のある人との言葉でみる美術鑑賞研究まで、一見すると伝わりにくそうなコミュニケーションの現場での研究を通じて、「伝わるとはなにか」の本質に関心をもつ。現在、高齢者や障害のある人をものづくりプロセスに巻き込むインクルーシブデザインのワークショップを100回以上重ね、「ために」から「ともに」へと社会が変わるコミュニケーションの場づくりを企業や学校現場で100回以上実践している。主な著書に『科学技術Xの謎』(化学同人、2010年)、『インクルーシブデザイン』(学芸出版社、2014)など。日本科学未来館おやっこ広場総合監修。
京都市生まれ。京都大学経済学部経済学科卒業、在学中カリフォルニア大学サンディエゴ校エクステンションにてPre-MBA取得。卒業後、信用調査会社勤務を経て、2006年聖護院八ッ橋総本店入社。長い歴史と伝統の味を守り受けつぎながらも、新しい商品づくりに日々努めている。2011年には新しい形で八ッ橋を提供する新ブランド「nikiniki(ニキニキ)」を立ち上げた。現在、専務取締役。
2007年 東京大学大学院博士課程修了(航空宇宙工学専攻)。国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所/電子航法研究所 主幹研究員。ユーロコントロール実験研究所(フランス)、オランダ航空宇宙研究所、東京大学、NASAエイムズ研究所での研究職を経て、現職に至る。国際航空科学会議 (ICAS)より McCarthy Award、John J. Green Award 受賞。2016年からは、同会議の若手研究者部門にて委員長を兼任し、航空科学における若手研究者の育成と国際的な研究活動の支援をリードする。「空は一つ」をモットーに、世界の空を駆けながら、航空管制科学の研究に従事している。1980年京都生まれ、2012年TEDxKyotoに登壇。2016年9月に『空の旅を科学する:人工知能がひらく!?21世紀の「航空管制」』(河出書房新社刊)を出版、好評発売中。
理化学研究所で研究室を主宰。専門は計算システム生物学、脳型人工知能など。細胞シミュレーターE-Cell及び脳型計算基盤ソフトウエアBriCAを開発するほか、人工知能技術の社会への影響にも関心を持つ。慶應義塾大学政策・メディア研究科特任准教授、大阪大学生命機能研究科招聘准教授、全脳アーキティクチャ・イニシアティブ理事・副代表、ドワンゴ人工知能研究所客員研究員及びRBI株式会社CIOを兼務。博士(学術)。
東京大学経済学部卒業後、通商産業省(産業政策局調査課)に入省。以後、九州通商産業局総務企画部総務課長、大臣官房参事官(労務担当)、地域経済産業グループ地域経済産業政策課長、独立行政法人日本貿易振興機構パリ事務所長などを歴任し、2016年7月に近畿経済産業局長に就任。