よりみちスポット

番外編

グランフロント大阪の魅力的なスポットを、潜入レポート!

2021.7.27

スペシャリストから学ぶ「本物の知」。

SpringX超学校受講レポート

講座イメージビジュアル
コミュニケーターの写真

案内人:コミュニケーター
佐々木 和葉

マンガ・アニメ・映画が大好きです!

今回はよりみちスポット番外編。オンラインで楽しく学べる「SpringX超学校」に、“よりみち”してきたレポートです!

受講したのは、新型コロナウイルスをはじめ感染症の脅威から人々を守るための対策について、科学的根拠や人々の行動分析など幅広い角度からわかりやすく学べる「CiDER」プログラムです。

第1回目の今回は、行動経済学者であり、新型コロナウイルス感染症対策分科会の構成メンバーでもある大竹文雄先生による、高齢者の新型コロナワクチン接種意向に関する講義でした。 えっ!? 行動経済学がコロナ対策に関係あるの?

感染拡大防止策のひとつであるワクチン接種。これを広めるためにはどうしたら良いのか? この講義では、まず、「ナッジ」という、お金の見返りや罰則をあたえることなく、人々の望ましい行動を促すアプローチが説明されました。そして、アンケート調査の結果から、ワクチンを打ちたいと思わせるような状況、効果的なメッセージが何か、少しずつわかってきました! 感染症拡大防止のためには、ワクチン開発など科学的な知識だけではなく、経済学の観点からのアプローチも重要なのですね!

SpringX超学校ではセミナー式の講義のほか、講師や受講者と直接コミュニケーションできる機会もあります。1回完結型、連続講義など、スタイルもさまざまです。小中学生向けの英語講座、中高生向けの科学実験などもありますよ。一部アーカイブも公開中、ぜひ覗いてみてください!

アーカイブ動画はこちらから視聴できます。

  • ナッジメッセージの効果についての図説スライド

    みんながやっているというメッセージが効果的なことが多いですが、高齢者のワクチン接種を促すには「あなたの接種が周りの人の接種を後押しします」というメッセージが効果的でした。

  • 質疑応答タイム時のYoutubeの表示 画面キャプチャ

    今回は約40分の講義の後、20分の質疑応答タイムが設けられました。

きたこ(見てみようかなぁ)
CiDER(大阪大学感染症総合教育研究拠点)とは?

大阪大学が、現在~将来にわたって感染症の脅威から「いのち」と「くらし」を守ることを目指し、2021年4月に設置。人類共通の課題である感染症克服のための研究を推進します。

一部要申込
メンバー登録制
SpringX超学校

科学、芸術、文化、ビジネスなどさまざまな分野のスペシャリストから「本物の知」を学び、対話しながら考えを深めるオンラインプログラム。

超学校の詳細はこちら

※2021年6月取材時の記事です。

PAGE TOP