「ナレッジイノベーションアワード」は産業の創出と人材育成を目的に開催しているアワード。イノベーションという言葉から連想されやすい「技術」だけではなく、サービスやプロジェクト、アイデアが対象だ。一般から応募が可能な部門として、毎年日本全国の中学生・高校生から「未来の仕事」をテーマにアイデアを募っている。
第9回(2021年度)には、過去最多となる36都道府県から9,536作品が集まった。コロナ禍での対面コミュニケーションの課題を題材にしたものや、日本の民間人初の国際宇宙ステーション滞在が注目を集めた宇宙開発に関するもの、SDGsなどの社会課題に向き合うものなど多数のアイデアが寄せられ、若い世代ならではの柔軟な発想とプレゼンテーション力に審査員たちも感嘆の声をあげた。各受賞作品は現在「The Lab. みんなで世界一研究所」にて展示中。発想や視点のおもしろさだけでなく、既成概念にとらわれない自由な発想に刺激が受けられるはず!
個人だけでなく
学校単位でも自由に参加可能!
中学生アイデア部門
高校生アイデア部門
受賞者には副賞も進呈!
誰でもカンタン!
考える前にチャレンジ!
3つのステップで
アイデアが生まれる
最初から難しく考えなくても大丈夫。自分の好きなことや興味があることを見つめ直してみたり、20年後の未来を想像したり…。シートの設問に答えながら順を追って考えていくから、最初は漠然としていたものが、だんだんと具体的になっていく。
迷ったら「お助けシート」をチェック!
クリエイターやアーティスト、起業家など「好きを追求」したトップランナーたちのエピソードが参考に!
カタチにするプロセスが大きな成長の一歩に
参加するだけで、発想を形にしていく学びを複合的に体験できるのがこのアワードの魅力。「内容が伝わるか?」「ビジネスとして成り立つか?」などを考え、自分のアイデアを1枚の紙にまとめていく。最終選考まで進むと、「舞台上で人に伝える」というプレゼン能力も必要となる。パネルやモニター、サンプルなど駆使しながら時にジェスチャーを交えて好きなスタイルで発表を行おう!
Pickup!
受賞だけで終わらない
可能性がここに!
〜蜘蛛好き少年だった
田中くんの場合〜
大好きな蜘蛛について小学1年生の時から自主研究を行っていた田中 義将くん。引っ込み思案だった少年がどう変わった!?
-
中学3年生
●第4回 中学生アイデア部門
『養昆虫業』 グランプリ受賞受賞後、ナレッジキャピタルの海外連携先とのイベントでヨーロッパで昆虫食をビジネスとしている企業との対面が実現、刺激を受ける。
-
高校1年生
●第5回 高校生アイデア部門
佳作受賞 -
高校2年生
●第6回 高校生アイデア部門
『Spider Protein Consultant(クモ系タンパク質コーディネーター)』 準グランプリ受賞蜘蛛の糸の研究で著名な、信州大学の矢澤 健二郎先生に会いたいと願っていた田中くん。副賞の「ほしいものチケット(3万円相当)」をオープンキャンパスの交通費に。その年、先生の出展はなかったが、ナレッジキャピタルとつながりのある大学の先生たちのネットワークと、矢澤先生のご厚意で対面が実現!
-
高校3年生
●第7回 高校生アイデア部門
『クモAIで人生歩くねん !!』 優秀賞受賞 -
大学2年生
●第9回の受賞式で、レジェンドとして後輩たちに自身の経験を披露。