ベールに包まれたワークプレイスに潜入!




















まさか館内に実験施設のような部屋があるなんて! 新しいモノを生み出すためにコラボできる環境って大事!

コラボプロジェクトの“つくる”を促進
「交流の場」で、多種多様な出会いをサポートするナレッジキャピタル。開業から4年後の2017年4月、ナレッジキャピタルがコーディネートしたプロジェクトがスムーズに次のアクションに進めるようにと制作・実験などが行える専用スペース「ワークプレイス」が開設された。ワークプレイスを利用するためには、ナレッジキャピタルに認定されることが必要となる。その要件はコラボプロジェクトであること、発展性やおもしろさを秘めていることなどが選定基準となり、協業者を探す人たちのニーズに応えるためのナレッジサロン内の専用デスク「OMOSIROI-場」などを通じて選ばれることが多い。ワークプレイスは自身のPCや機材、研究資料を持ち込み保管できる環境を提供しているため、新たな環境を構築することなく、スムーズに共同開発へ移行することができる。室内には、広々としたデスクスペース、大型スクリーン、プロジェクターなどの充実した設備が整い、展示会などに向けた実機テストやゲストを招いての商談などにも活用できる。ワークプレイス認定プロジェクトとなると、このほか「ザ・ラボ」や「ナレッジサロン」などの場で一般の意見を収集するチャンスも。定期的な進捗報告会では各プロジェクトの状況共有や意見交換が活発に行われ、互いに刺激し合いながら次のステップへと進むための環境が整備されている。

ワークプレイス内部の様子

2025年4月現在ワークプレイスの認定プロジェクトは6つ。iPresence社がXOOMS社や大阪工業大学などと共に開発中の遠隔ソフトアバターロボ「FuAra」と「Monolis(モノリス)」は、それぞれ大阪・関西万博へ出展を予定している。その他のプロジェクトも大手企業との業務提携や海外展開に向けて進化を続ける。ワークプレイスの「つくる」機能は、うめきたエリアの中で発案から開発、フィードバックを得ての改善というサイクルをスピーディーに実現する上で欠かせない存在となっている。

FuAra
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浮遊書
株式会社 XOOMS -
CARE-JIRO
iPresence 株式会社 -
Monolis
株式会社 三五屋 -
NINZIA
株式会社 NINZIA -
himuro
スチュアート 株式会社