ナレッジキャピタル超学校
もういちど自分進化論
昔読んだ本を大人になって読み返してみると、以前は気づかなかった新鮮な内容に驚き、感動すら覚ることがある。
そう、誰もが一度は経験があることです。私たちはいつも過去を振り返りながら、新しい発見や自分の進むべき先を見つけてきたのかもしれません。
ナレッジキャピタル超学校の新しいシリーズ、
「MOU-ICHIDO 自分進化論」は、学生時代には学べなかった分野や、今だからこそ価値がわかる講義など、現代人に必要な教養を再構成し、多彩な知のプログラムとしてもういちど自分が進化する歓びを提供する講座です。
MOU-ICHIDO 教養
映像、作家、演劇、インスタレーション、絵画、ラジオパーソナリティー、コメンテーターと、多岐に渡る仕事をしている大宮エリーさんですが、そんな彼女を支えるパワーの源に迫ります。アイデアを生み出すために、何をしているのか?(下準備)スライドも交えつつのゆるいトークショー。必ずしている大切なことは、神社巡りということで、大宮エリーさんに大好きな神社の魅力について語っていただきます。
実施日 | 2月26日(金) |
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時 間 | 19:00~20:30 |
場 所 | 北館1F CAFE Lab. |
定 員 | 60名 |
参加費 | 500円[1ドリンク付き] |
作家、脚本家、映画監督、演出家、画家、CMディレクター
1975年大阪生まれ。最近では、1万5千人来場の体験型インスタレーション「思いを伝えるということ展」(PARCOミュージアム)、プラネタリウム、星空からのメッセージ展を演出。2015年2月、小山登美夫ギャラリーから絵画展。画集『EMOTIONAL JOURNEY』、コンプレックスに効く童話集『猫のマルモ』、新刊『なんとか生きてますッ 2』が好評発売中。現在、「サンデー毎日」にて連載を担当。J-WAVEにてパーソナリティーとしても活躍中。
HP:http://ellie-office.com/
MOU-ICHIDO 音楽
普段何気なく聞こえてくる色々な音。音とは全て物理学の法則にしたがう「波」です。今回登場する不思議な楽器テルミンも、物理学における「うなり」という、二つの波が干渉した時に生じる現象によって音が生み出されます。世界最古の電子楽器が生み出す「音」を「楽」しみながら、音が出る原理を考えます。
実施日 | 2月17日(水) |
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時 間 | 19:00~20:30 |
場 所 | 北館1F CAFE Lab. |
定 員 | 50名 |
参加費 | 500円[1ドリンク付き] |
大阪大学サイバーメディアセンター教授
専門は統計物理学。「ニセ科学」についてマスコミや講演で情報発信中。著書に「いちから聞きたい放射線のほんとう」(筑摩書、共著)、「科学と神秘のあいだ」(筑摩書房)。テルミン演奏はロック・デュオandmo' として活躍。
2013年に1st アルバム「Unidentified Mystic Aether」をリリース。
MOU-ICHIDO 食文化
「発酵食」は昔から日本人になじみ深く、栄養を補給し心も豊かにしてくれます。そんな「発酵食」に改めて目を向け、普段の生活に取り入れるきっかけとなるワークショップを開催します。
お昼の時間にあわせて、「シンガポールライス」の試食付き!
1月30日(土)11:00~12:30
1月30日(土)16:00~17:30
場 所 | 北館5F HDC 大阪 C terrace |
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定 員 | 各回30名 |
参加費 | 500円 |
麹料理研究家
大阪出身。石川県金沢市在住。金沢美術工芸大学工芸デザイン専攻卒業。子供のアトピーをきっかけに、2004年頃から自然食や穀物菜食に興味を持ち、独学で勉強を開始。穀物菜食と向き合う中で出会った、糀で作る「甘酒」の魅力に取り憑かれ、料理やお菓子に取り入れるようになる。簡単でとびきり美味しいレシピが評判を呼び、料理教室を開くようになる。
2006年、京都の豆屋「楽天堂」の会報誌での糀料理のエッセー「麹遊び」を連載するにあたり、本格的に糀料理を専門に研究し始める。現在は糀の醸し出す美味しさと、糀食文化の素晴らしさを分かち合うべく料理教室やワークショップ、食事会などを多数開催。
著書:
「卵、乳製品、白砂糖なし。塩麹&甘酒で作る、麹のおいしいスイーツレシピ」(河出書房新社)「塩麹のおつまみとおかず」(河出書房新社)、
「しょうゆ麹でもっとおいしい日々のごはん」(河出書房新社)、
「麹、甘酒、自然食材を使った 減糖レシピ」(日東書院本社)
手間なく・美味しく・効率よく栄養補給してくれる発酵食。「発酵食大学」では、その奥深い魅力を知り、現代のライフスタイルでの実践的な活用法を学びます。大学の地元は、伝統発酵食品の豊富さ・珍しさから”発酵食王国”ともいわれる石川。受け継がれる発酵文化や技術の高さを誇る土地だからこそ、学べる知識も充実しています。「発酵食大学」は大人がもう一度「食」を学び、楽しむ場として活動中です!
見えない微生物によって引き起こされ、まるで魔法のような「発酵」。日本には、酒、味噌、醤油、米酢、みりん、鰹節など発酵食品が数多く存在します。伝統的な食文化に隠された優れた知恵とそれを現代の私たちの生活に活かす方法など、 発酵学、食文化論の研究の第一人者としてご活躍の東京農業大学名誉教授の小泉武夫先生と一緒に発酵について学びます。
実施日 | 1月30日(土) |
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時 間 | 14:00~15:30 |
場 所 | カンファレンスルームタワーB B01+B02 |
定 員 | 200名 |
参加費 | 無料 |
発酵学者 食文化論者 文筆家
1943年福島県小野町の酒造家に生まれる。東京農業大学名誉教授。農学博士。専攻は醸造学・発酵学・食文化論。現在は鹿児島大学客員教授、琉球大学客員教授、別府大学客員教授、広島大学大学院医歯薬学総合研究科客員教授、新潟薬科大学客員教授、石川県立大学客員教授。日本経済新聞に『食あれば楽あり』を20年間にわたり連載中。
著書:
『食と日本人の知恵』(岩波現代文庫)、『発酵食品礼讃』(文春新書)、
『発酵』(中公新書)、『発酵食品学』(講談社)、『酒の話』(講談社現代新書)、
『酒に謎あり』(講談社)、『酒肴奇譚』(中央公論社)など。
MOU-ICHIDO 放課後
「キチ学」とは何か?秘密の共有や社会性の芽生えなど秘密基地が創られていく時代背景と、材料の移り変わりや子ども時代の空間認識の重要性を考えます。参加者のアンケートをもとに、子どもの頃の遊びや不思議な交遊関係を「もういちど」思い出していただきます。
実施日 | 1月29日(金) |
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時 間 | 19:00~20:30 |
場 所 | 北館1F CAFE Lab. |
定 員 | 50名 |
参加費 | 500円 |
大人たちが昔の秘密キチの思い出を辿って「過去の絵日記」を作成するという大人向けワークショップ。通りがかった人々が楽しかった遊びの経験をアンケート用紙に絵を書き、自分にとっての秘密キチを振り返ることができるコーナーを設置します。
実施日 | 1月30日(土)・31日(日) |
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時 間 | 10:00~18:00(自由参加) |
場 所 | 北館5F イベントスペース |
参加費 | 無料 |
秘密キチで遊ぶ自分を想像して「秘密キチ」の模型をつくるワークショップ。過去のイメージや現在自分がつくりたいものでもOK! 親子で楽しめます。自分の秘密キチ自慢の発表なども実施し、参加者同士の交流も深めます。
実施日 | 1月31日(日) |
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時 間 | ①11:00~13:30 / ②15:30~18:00 |
場 所 | 北館5F HDC 大阪 C terrace |
定 員 | 各回親子15組30名様 ※小学生以上のお子さま |
参加費 | 500円 |
秘密キチ研究者・建築家
1969年 熊本県生まれ。
エムオーアーキテクト設計事務所 代表 日本キチ学会 設立。
NPO 法人「九州コミュニティー研究所」副理事。
九州産業大学 非常勤講師。
著書:「秘密基地のつくりかた」(飛鳥新社)
MOU-ICHIDO 読書
私たちはつい、古き良き時代の日本の住まいや住まい方をそのまま引き継ぐことに価値観を見いだしがちですが、文化は時代や社会とともに常に変わり続けています。多様な他文化の良さを認め、異なるものを取り入れることは、自国の文化の個性を育み調和を保つことにもなります。グロ-バル時代においては、異文化共生の心が重要になってきます。
<北浦かほる理事長からのメッセージ>
絵本は子どものために書かれた読み物と思われがちですね。でも、じっくり見ていくと、異文化共生の重要性やその時代の社会問題まで、映し出していることがわかります。絵本は、様々なメッセ-ジを私達に伝えようとしています。その魅力を一緒に学んでみませんか。
ミニレクチュア
「絵本にみる住まいの文化とは?」
大人のための住まいの絵本プロジェクト
『バニラソースの家』『ピンクのれいぞうこ』から、どんなことに気が付くでしょう?
ワークショップ
「住まいの絵本を読んでみましょう」グループに分かれ,実際に何冊か「住まいの絵本」を読み、そこに描かれている住まいの文化は何かをみつけます。
講 師 | NPO 法人子どもと住文化研究センター |
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実施日 | 1月30日(土) |
時 間 | 13:30~16:00 |
場 所 | 北館1F CAFE Lab. |
定 員 | 40名 |
参加費 | 500円[1ドリンク付き] |
MOU-ICHIDO 伝統芸能
大阪が誇る伝統芸能、ユネスコ無形文化遺産でもある、人形浄瑠璃「文楽」。3月25日~27日には、北館4階「ナレッジシアター」にて、昨年に引き続き在阪民放5 局とナレッジキャピタルが主催する「うめだ文楽2016」の公演が行われます。 今回は、昨年好評を博した新作文楽「かみなり太鼓」の作者である小佐田定雄さんと、「うめだ文楽2016」に出演される吉田幸助さんが、生身の人間以上に心情を表現し人々に訴えかける「人形」にスポットをあて、人形遣いの神髄に迫って頂きます。
実施日 | 2月1日(月) |
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時 間 | 19:00~20:30 |
場 所 | 北館1F CAFE Lab. |
定 員 | 50名 |
参加費 | 500円 |
人形遣い
昭和55年7月吉田玉幸に入門、吉田幸助と名のる
昭和56年4月朝日座で初舞台
受賞歴:
平成12年7月平成11年度因協会奨励賞
平成13年1月第29回(平成12年度)文楽協会賞
平成15年1月第31回(平成14年度)文楽協会賞
平成16年9月平成15年度因協会奨励賞
平成19年2月平成18年度咲くやこの花賞
平成20年2月平成18年度因協会奨励賞
平成20年4月第27回(平成19年度)国立劇場文楽賞文楽奨励賞
平成23年8月大阪文化祭賞奨励賞
落語作家
1952年、大阪市生まれ。77年に桂枝雀に新作落語『幽霊の辻』を書いたのを手始めに、落語の新作や改作、滅んでいた噺の復活などを手がける。これまでに書いた新作落語台本は二百席を超えた。95年に第1回大阪舞台芸術賞奨励賞を受賞。近年は狂言や文楽の台本も手がけている。
MOU-ICHIDO 料理
塩・胡椒適量。肉は一口大に切る。こんなレシピに困って、料理というものを嫌いになっていませんか?こう言った料理の専門用語はなんだかとても曖昧な言葉に思えますが、きちんと「理系っぽく」理解してやれば驚くほど料理は身近で、楽しいものになってきます。料理初心者がいかにして料理を学んでいけば良いのか。
料理が全くできなかった講師だからこそわかる「料理ができない人の目線」で語ります。
実施日 | 2月4日(木) |
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時 間 | 19:00~20:30 |
場 所 | 北館1F CAFE Lab. |
定 員 | 50名 |
参加費 | 500円[1ドリンク付き] |
作家・ブロガー
愛知県在住の作家・ブロガー。妻の妊娠をきっかけに、これまで全くできなかった料理を始める。知識ゼロからスタートし、そのまま料理に熱中。1年後には料理の書籍を執筆。執筆した「理系の料理」は、今までにない斬新な切り口での料理本として新聞やインターネットなどで注目を集める。料理ができない人の気持ちがわかる人として、料理が苦手な人への料理入門講座なども開催中。
MOU-ICHIDO 美術
絵画の中にはいろんなモチーフが登場します。人物、花、風景、など。時代や流行によって作品の中に描かれるモチーフのさまざまな違いはありますが、そのモチーフはそれぞれ意味合いを以て描かれています。今回講師をつとめていただくのは、神戸大学の宮下規久朗教授。「食べる西洋美術史」と題して、絵画の中に登場する「食」に関してわかりやすくお話いただきます。「食」は人間の営みにとって欠かすことのできないもの。絵画の中でどのような意味合いを持っているのか一緒に紐解いてみましょう。
【協力:大日本印刷株式会社(DNP)】
実施日 | 2月10日(水) |
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時 間 | ①16:30~18:00 ②19:00~20:30 |
場 所 | 北館1F CAFE Lab. |
定 員 | 各回40名 |
参加費 | 500円[1ドリンク付き] |
美術史家・神戸大学大学院人文学研究科教授
1963年愛知県名古屋市生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院修了。
『カラヴァッジョ聖性とヴィジョン』(名古屋大学出版会)でサントリー学芸賞などを受賞。他の著書に、『フェルメールの光とラ・トゥールの焔』(小学館)、『食べる西洋美術史』、『ウォーホルの芸術』、『美術の誘惑』(以上、光文社新書)、『カラヴァッジョへの旅』(角川選書)、『刺青とヌードの美術史-江戸から近代へ』(NHKブックス)、『裏側からみた美術史』(日本経済新聞社)、『知っておきたい世界の名画』(角川文庫)、『モチーフから読む美術史』、『しぐさで読む美術史』(ちくま文庫)など多数。