年末年始営業のご案内
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2025年1月1日(水):全館休業
※各店舗の年末年始の営業についてはフロアガイドよりご覧下さい。

  • 2020.11.17
  • バイロン・ベイ小旅行記
日々、精神をできるだけポジティブに保とうと努めてはいても、世界中を襲っているこのコロナ禍ではなかなか簡単ではありませんね。
知らない人も多いと思いますが、ここオーストラリアでは今、越境を伴う移動が禁止されています。この場合の越境とは、数ヶ月前から禁止されている国境を越えての外国行きではなく、豪州各地の州境をまたぐことを意味しています。
念のために説明すると、オーストラリアにはニュー・サウス・ウェールズ州、クイーンズランド州、南オーストラリア州、タスマニア州、ビクトリア州、西オーストラリア州の6つの州があります。
私が住んでいるシドニーはコロナウイルス感染者がさほど多くはないので、クイーンズランド州との往復禁止はおそらく解除されるでしょう。クリスマスにぜひバイロン・ベイに行きたい私としては、それを願うばかりです。
ニュー・サウス・ウェールズ州のオーストラリア東海岸に位置する人口5千人の小さなこの町のモットーは「Cheer up, slow down, chill out(元気出そう、ゆっくりやろう、リラックスしよう)」。のんびりした時間とオーストラリアの美しい自然を堪能したいなら、まさにうってつけの場所というわけです。
海沿いにあるバイロン・ベイでは、灯台に向かってブラブラ歩くのも気持ちよく、車をどこかに停めてビーチを見下ろす丘の方に歩くだけで十分楽しい時間を過ごせます。
数あるお勧めスポットの中でも個人的に一番好きなのがレノックス・ヘッドです。素敵なイタリアンレストランも多く、おいしいイタリアンに飢えている最近の私は、本当に飛んでいきたい気持ちです。
ヒッピーの世界と、オーストラリアと言えば誰もが胸に描く正真正銘のオージーな雰囲気を、この国で現実に感じさせてくれる唯一の場所。私がバイロン・ベイを愛してやまないのは、そういう町だからです。
シドニーにあるボンダイなどのビーチでは、人も多いしあまりに観光地化していて、この雰囲気は味わえません。バイロン・ベイで感じる空気感こそ、オーストラリア本来のものなのです。
ヒッピーとサーファーが集まるバイロン・ベイには、ビーチウェアやチープな手作りの雑貨を扱う小さな可愛いブティックがひしめいています。さらにここには、オーストラリア屈指の書店街もあります。
目抜き通り沿いは高級品店や名の通った店が並ぶ名店街といった感じですが、オーストラリアの都市には付きものである大型のショッピングセンターはまず見当たりません。
オーストラリア最東端部でもあるケープ・バイロン(バイロン岬)があるのもここで、1901年に建てられた灯台が目印です。
ジェームズ・クックによって発見され、ケープ・バイロンと名付けられたこの岬の周辺は、白い砂浜が50㎞ほども続いています。
砂が多く広大なバイロン・ビーチに対し、灯台の南のタロー・ビーチやブロークン・ヘッドのまわりは緑と岩が目立ちますが、それらのビーチは見渡す限り広がり、冒険家志望の人々やサーファー、ヌーディストたち(ヌーディスト用ビーチがあるのです)が大勢ここを訪れます。
岬を背景にしたバイロン・ベイはまさに絶景なので、ここではぜひ写真を撮っておきたいですね。ただし、すごく風が強いのでご注意ください!
リラックスすることやサーフィン、ヨガ、まったり系アクティビティ(いわゆる「チル」)に最適なバイロン・ベイは、スローなライフスタイルを求める人にはお誂え向きです。9月から3月の夏には特に町が賑わい、求人も多くなります。
ここの出身者に加えてアトリエ第1号をこの町に構える人たちなど、バイロン・ベイゆかりのアーティストが多いのは、ここがヒッピーの町ということもあるでしょう。
国内外にその名を知られるバイロン・ベイ。旅行代理店が主催する湾内カヤックツアーに申し込めば、イルカやカメを間近に見ることができちゃいます。これはマジでユニークな体験だから、ぜひトライして!
野外を散策するなら、灯台を目指して歩くのがお勧め。木々に囲まれて曲がりくねった歩道は変化に富んで楽しく、1時間もかからずに頂上に着くはずです。

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特派員

  • アルベルト フェランド
  • 職業土木技師

みなさんこんにちは!私はイタリア出身ですが2012年からオーストラリアのシドニーで土木技師として働いています。
趣味は、海岸沿いの散歩、サーフィン、写真を撮ることです。
旅行が好きで、以前はブログを書いていたこともあります。
私はシドニーを拠点としており、アウトドア派でローカルイベントにも詳しいので、皆さんにシドニーの素晴らしさを知っていただければ光栄です。

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