年末年始営業のご案内
12月31日(火):18:00終了
2025年1月1日(水):全館休業
※各店舗の年末年始の営業についてはフロアガイドよりご覧下さい。

  • 2023.12.27
  • オーストラリアのちょっと変わった一面
今でも手つかずの世界を探検できるという可能性を秘めたオーストラリアは、数多くの若き冒険家にとっては夢の国です。ここは、大都会とグレート・バリア・リーフを擁し、ユニークな生物種と限りない領土を誇る国なのです。
確かにオーストラリアにはこれらが全部備わっているけれど、それ以外の要素もたくさんあることを皆さんにお伝えしたいと思います。ほかの国と同様に、風変わりな点や好奇心をくすぐる点がこの国の特徴になっていて、それらがオーストラリアを一層ユニークで興味深い場所にしているのです。

その1 オーストラリア人は走る!
オーストラリア人の典型として最も広く知られているのは、誰もがサーファー、あるいはサーフィンをやったことがある、というもの。ですが、それは間違いです!
もちろん、この国、とくにクイーンズランド州の沿岸部にはたくさんのサーファーがいますが、オージーの真の姿は「ランナー」なのです!
夜明け時のランニングは、オーストラリア人にとっては1番の楽しみです。ちなみに2番目は日暮れ時に飲むビールだとか(笑)。確かに彼らはテクニックも持久力もある優れたランナーだと認めざるを得ません。まるで子供が遊んでいるように走るのです。
ベビーカーを押しながら走っている女性(もちろん男性も)もいるし、昼休みにひとっぱしりする人たち、夕暮れ時には反射板のついたウェアを着て走っている人もいます。
私も強迫観念に駆られてランニングを始めました。

その2 オーストラリア人は、買いだめ(とくに食品)が大好き
当初、何人かの知人だけが好きなのだと思っていました。地元の人たちと一緒に暮らしていたので、自然の流れで空間やアクセサリー類を共有するようになったのですが、タンスの引き出しを開けるたびに…文字どおり圧倒されました!
軍隊を一週間ぐらい養えそうな量の食料、いたる所に保管されたあらゆるサイズの怪しげなオブジェ、壁一面を覆うほどの本、などなど。
あとで分かったのですが、このようにため込むのは、ほとんどのオーストラリア人に見られる傾向なのでした。
なぜなのでしょう? 確かに、この国では概ねどこでも生活水準は高いです。もちろんすべての人がそうではありませんし、うまくいってない人は存在しますが、大部分の人は収入も多いので、衝動買いや大量消費の罠にハマりやすいことが原因だと思います。

その3 スーパーの従業員が商品を袋詰めしてくれる
とくに補足する点もなく、よく見られる風景なのですが、母国では店員が袋詰めをすることはないので最初のうちは奇妙に感じられたものです。チェーンのスーパーやデパートであれファーマーズ・マーケットであれ、レジに行くと親切な店員が愛想の良い笑顔を絶やすことなく食料品などの商品を袋に詰めてくれるのです。

その4 スーパーでは酒類は販売されていない
オーストラリアの一般的なスーパーでは、アルコール飲料を買うことはできません。
酒類を扱うのは、アルコールだけを販売する専門店に限られます。
客の年齢が疑わしい場合は、当然ですが身分証の提示を求められます。
また、公共の場所ではアルコールの陳列や摂取も禁じられています。例えば、ボトルが開いた状態のワインを持っていると、たとえ飲まないにしてもバスに乗ることはできません。仕事のあとにビールを買っても、公園で飲むのは禁止です。
オーストラリアといえば夕暮れのビーチで、焚き火を囲みながらビールを楽しむというイメージを持っているのではないでしょうか。
実際はほとんどのビーチで、飲酒が禁じられているので要注意です。このルールに関しては非常に厳しく取り締まられています。

面白いことや興味深いこと、変わっている点はまだたくさんあります。でも、ネタバレはしたくないので、あとはオーストラリアまで来て、自分の目で確かめてみてください。

特派員

  • アルベルト フェランド
  • 職業土木技師

みなさんこんにちは!私はイタリア出身ですが2012年からオーストラリアのシドニーで土木技師として働いています。
趣味は、海岸沿いの散歩、サーフィン、写真を撮ることです。
旅行が好きで、以前はブログを書いていたこともあります。
私はシドニーを拠点としており、アウトドア派でローカルイベントにも詳しいので、皆さんにシドニーの素晴らしさを知っていただければ光栄です。

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