アメリカという国全体でいうと、おそらくアメフトや野球が最も人気のあるスポーツですが、バスケットボールはここニューヨークではあらゆるスポーツの王様です。バスケットボールのコートが市内の至るところにあって、多くのニューヨーカーはあのオレンジ色のボールが大好きなのです。
まずは、ニューヨークで最も人気のあるグラウンドのどれかでボールを打ってみるのが良いでしょう。バスケットの能力を試してみたいのなら、ゴールのバスケットと市内のトップコートで一緒にプレーしてくれる人たちを探してみてください。
プレーには向いてないと思っているあなたも、コートサイドでコーヒーとベーグル片手にクールなゲームを観戦することができますよ。私みたいにね。
The CageことThe West Fourth Street Courtはニューヨークのバスケットボール界で最もよく知られたコートのひとつです。
その名前の由来はコートを囲むフェンスにあります。ここが変わっているのは、フィールド面積が公式のものより狭いという点です。そのためプレーヤーはより素早くそして注意深く動くことを強いられます。
このコートはブロンクス地区から来るストリートバスケットのプレーヤーたちにとても人気があります。それだけでなく、全米レベルのスターも過去にここでプレーしていました。
場所はマンハッタンのすぐ南、グリニッチヴィレッジの中心でワシントン広場の南側から西4丁目に沿って西へ進んだ角です。
もうひとつの人気スポットはラッカーパーク(Rucker Park)です。ここはバスケットボールの伝説がいくつか生まれたところで、バスケットボールファンなら誰でも知っています。映画に何度も登場していますし、書籍でもよく書かれていますからね。
ラッカーパークはバスケットボールファンにとってまさに聖地で、ストリートバスケットにおけるマジソン・スクエア・ガーデンとみなされています。
この有名なニューヨークのコートでは、夏季には多くの試合が開催されます。ここならニューヨークにいる誰でも知っていますからね。場所はマンハッタンのすぐ北、ハーレム・リバー沿いでフレッド・ダグラス大通りの角です。
ここではザ・エンターテイナーズ・バスケットボール・クラシック・リーグが開催されています。正統派のストリートバスケットボールの試合が華麗に展開されていくのを楽しめる素晴らしいイベントです。
週末にここを訪れるのも良いですね。グラウンドが最も活気に満ちていて、プレーヤーの中にはプロフェッショナルではないですがとても上手な人たちがいます。彼らの妙技と離れ業ときたら、見ていてほんとうに楽しいものです!
多くの NBAプレーヤーがラッカーパークでプレーしてきましたが、そうしたがらないプレーヤーもまた多く存在しました。ストリートバスケットのプレーヤーによって自尊心を傷つけられるのを恐れているのかもしれませんね。
バスケットボールを見るのが好きな私に友人が薦めてくれたのがダイクマン・パーク(Dyckman Park)です。
このコートのレベルはとても高く、誰もがここでプレーできるわけではないそうです。招待制のコートといったところでしょうか。マンハッタンのアッパー・ウェスト・サイドにあります。
ショッピングといえば、5番街のNBAストアに行くのがまさにニューヨーカーでしょう。国内ほぼすべてのチームのジャージ、キャップ、小物類はもちろん、最も有名なプレーヤー直筆サイン入りのボールもあります。
ザ・フライト・クラブも行ってみる価値のあるショップです。
お店がバスケットボールコートの形をしていて、特製スニーカーやキャップ、その他のバスケットボール関連の品々が壁一面に並んでいてとても素敵です。 NBAの試合観戦となると、マジソン・スクエア・ガーデンに行って地元のニューヨーク・ニックスを応援するのは外せません。中には、ブルックリン・ネッツ派もいますが、このチームのホームコートはバークレイズ・センターになります。