• 2017.12.27
  • チョキ・ダニ

チョキ・ダニは特別な村という意味です。今回のブログでは村を再現したこの特別なテーマパークレストランでの出来事を紹介したいと思います。ラージャスターン州に旅行したとき、素敵なディナーを楽しめる素晴らしい場所を訪れるチャンスがありました。ここは伝統的なラージャスターン料理を提供する店ですが、それだけではありません。特別な村と呼ばれているとおり、このレストランでは村の暮らしや遊びを体験できて、ダンス、アミューズメント、ゲーム、美味しい食事が1カ所で満喫できるようになっているのです。

予想どおりレストランは大混雑していました。店内に入ると伝統的なラージャスターンの音楽で迎えられ、ダンスに加わるよう勧められました。そこでは大勢の人たちも楽しそうに踊っていました。観賞用の陶器コレクションもいっぱい展示されていました。ここにあるものはすべて、村とそこに伝わる数多くの文化に関連したものばかりです。

食べたり、遊んだり、騒いだりできる村のメインエントランスを通過するには、まずチケットを買わなければなりませんでした。これは食事のチケットです。価格帯は3種類あって、列も3つに分かれていました。どこも長蛇の列で、チケットを買うまでに1時間も並ぶはめになりました。
このラッシュを抜けてチケットを受け取ったら、いよいよこの特別な村に入場できます。さまざまなアクティビティごとに数多くのコーナーがありました。あるコーナーには民族舞踊家がいて、曲の最初の5分は1組目のお客さん、その次の5分は2組目のお客さんといった具合に、一緒に伝統舞踊を踊ってくれます。
他にもファイヤーダンスや曲芸のコーナーもありました。ここではスタントマンが火を吹いたり、その火で観客をぞくぞくさせるような芸を披露していました。
ラクダに乗ったり、ダーツや弓矢をはじめ大人も子供も夢中になれるユニークなゲームが盛りだくさんでした。
私たちが買ったチケットには食事しか付いていないため、これらの小規模なコーナーを利用する場合には料金がかかります。でも、こうしたゲームの値段は5ルピー(約9円)もしない程度なので大勢の人が惹きつけられていました。
それから、綿あめやトウモロコシなどのおやつも売られていました。
ゲームを終えたら、みんな疲れてお腹がすいていたので、伝統的なごちそうを食べに行くことにしました。
ところが、一連のごちそうは約100人分単位で用意されるので、最初の100人が食べ終わってからでないと、次の100人は食事ができませんでした。というのも、前菜からメイン料理、デザートに至るまで100人全員が同時に配膳されるのです。実際に提供された料理は25品で、すべてラージャスターン料理でした。ここでの食事の一番の魅力は食事そのものというより、それを運んで来るウェイターでした。ジョークがとても面白かったですし、配膳に対する思い入れが感じられました。料理を運ぶことを楽しみながら、同時に私たちを笑わせてくれましたからね。
全般的に言って、この特別な村は私たちにとってユニークな体験となりました!




特派員

  • ジア・ ファリア
  • 職業ヨガ講師兼CEO

ヨガの講師になって8年になります。子供の頃からヨガに親しんだ私は、ウェブ・デザイナーの仕事を辞めて、天職であるこの道に進みました。2014年に自分のブランド「Yogaholic with Zia」を立ち上げ、それ以来、フリーランサーとして活動しています。旅行が好きで、異なる土地や文化に対する興味は尽きません。ナレッジキャピタルのレポーターを務めることは、私が目にしたことや経験を伝えるすばらしいチャンスだと思っています。

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