- 2015.04.16
- お花見 in 上海
「お花見」は世界共通です。中国にも、春になれば花はもちろん自然と触れ合う文化があります。中国語の「踏青」とは、自然の中を歩くことを意味します。以前は、よく公園などを「踏青」していました。最近では「お花見」スポットもどんどん増え、わざわざ日本に行かなくても綺麗な桜を見ることができるようになりました。
先日、「上海で最も美しいバスターミナルへ行ってみませんか?」という新聞記事を見つけました。掲載されていた場所は、「南浦大橋」のバスターミナル周辺。
いつもは立ち入り禁止区域ですが、桜が開花するこの時期限定で一般公開されるようになったとのこと。
桜の名所として口コミで話題になり、今、上海で一番人気の「お花見」スポットとの内容でした。
あまりにきれいな桜の写真に心を動かされ、私も早速行ってみることにしました。日本のようにたくさん植えられてはいませんでしたが、道路の両脇には5~6本の桜の木が並び、見頃を迎えて満開の様相をみせていました。
平日にも関わらず、大勢の見物客が思い思いに写真を撮影していました。この辺りはビジネス街のため、サラリーマンの姿も数多く見られました。
記事のとおり、橋の上から眼の前で桜を見られたことは、日本ではあまりなかった経験です。やはり、春と言えば桜ですね。満開に咲き乱れる姿は圧巻で、風に舞い散る花びらには風情を感じます。
今年も、上海に居ながら「お花見」に行けて、良い思い出となりました。