•無料の果物:カナダ人は地元のスーパーにある無料の果物コーナーの恩恵を受けています。私も複数のスーパーで実際に目にしましたが、フルーツがぎっしり詰まった大きなバスケットがあって、大人と一緒に来店したことが明白な子供は1人1個まで、無料で果物をもらえます(つまり、どの子も皆もれなくもらえるということです)。
これは子供の頃から健康的な栄養摂取を促すとてもいい方法だと思います。
一部のスーパーでは店内のこのコーナーに子供を惹きつけるために、マスコットのような動物のぬいぐるみや、それ以外の販促グッズを用意しているところもあります。ハンバーガーショップのハッピーセットみたいですがこれなら健康的ですよね!
•夕食の時間:カナダ人はすごく早い時間に夕食をとるのを好みます。少なくとも私のようなイタリア人の基準から言えばとても早いです。イタリアだと夕食はだいたい午後8時~9時ですからね。
カナダでは午後5時半~6時にはもう、みんなテーブルに着き始めるので、レストランも日が落ちるよりずいぶん早く、8時頃にはたいてい閉店してしまいます。これより遅い時間までディナーを提供しているレストランはほとんど見たことがありません。
•アルコール:カナダのアルコール消費は、州によって管理権限は異なるものの、厳しく規制されています。一般的に屋外での飲酒は禁止されているので、自宅か正規のリカーライセンスを持つ店でしか飲めませんし、アルコールはスーパーには置いてないので専門の酒屋に買いに行くことになります。
•税金:カナダではお店やレストランで表示される価格は常に税抜きなので、個人的にはすごく面倒だと思っています。私たちイタリア人はどこでも税込価格での表示を見慣れているので、支払時には最終的に支払う金額がすでに分かっています。ところがカナダではそうはいかず、不思議なことに特売品でさえ税込価格で表示しないのです。税率は5%から15%と、州によってばらつきがあります。
•チップ:お隣のアメリカ同様、カナダでもチップは基本的に必須です。私たちイタリア人にとってはちょっと違和感がありますが、テーブルサービスのないファストフードチェーンなどを除き、カナダでは常にチップを支払うことになっています。チップを入れて帰るかどうかにかかわらず、チップの瓶は必ず置いてありますし、スタッフからサービスを受けたら支払うしかありません。チップの最低金額は支払合計の10%ですが、15%となっている店もありますし、自分でチップの金額を細かく指定できる場合もあります。
•ティム・ホートンズ:カナダ全土で人気ナンバーワンのファストフードチェーンで国内に3,000店以上あります。コーヒー、ミルクシェイク、ドーナツ、マフィン、ケーキのほか、バラエティ豊かなサンドイッチも提供しています。低価格なうえに無料Wi-Fiも常に完備しているので多くの学生やリモートワーカーたちが集まります。
•組み立て式住宅:カナダでもうひとつ不思議なのは、ほぼすべての住宅が組み立て式であることです。庭、テラス、バーベキュースペースを備えた美しい家ばかりです。
•グランピング(豪華なキャンプ):カナダ人はとにかくキャンプが大好きです。素晴らしい自然に恵まれているので、それを満喫しないのはもったいないと思うからでしょう。でも、カナダ人は快適性も追求したがるので、キャンプと言えば巨大なトレーラーハウス、これしかありません。私はカナダのものほど巨大なトレーラーハウスを見たことがありませんし、見た目はまるでバスみたいで、そんな大きな車を彼らがどうやって上手に駐車しているのか見当も付きません。
- 2020.04.16
- カナダ・トリビア たぶん初耳?