サロンイベントレポート
ナレッジサロン会員「実はわたし…」レポート
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- 実はわたし…ナレッジキャピタルは背筋をピンとさせられる場所だと感じています
永楽 順子 さま 株式会社ステラキャスティング イベント事業部(大阪担当)
私は、以前神戸にあるイベント会社に勤めていて、神戸市のイベント担当をしていました。とても華やかな世界だったことを覚えています。そんな中、阪神大震災で会社のビルが倒壊してしまいました。
震災後、私は、イベント備品のテントや椅子や看板をスタッフと持ち出して避難所に立てに行ったんですが、なぜか上司に怒られたんです。自分の無力さと悔しさを胸に、震災を機に退職する決断をしました。
当時、担当していたイベントのゲストタレントを依頼していた(株)ホリプロに出向いた際に、「仕事を辞めるんです」と話したら、「ちょうど人手が欲しかった」と(株)ホリプロの担当者も仰って、契約社員でお世話になるようになりました。
本当にタイミングがよかったです。もともとタレントマネジメントの仕事に興味もあり、アンテナを張っていたことも関係あるかもしれないですね。
その後、出産を機に(株)ホリプロを退職しました。この、子育てで休んだ時間がすごく良かったです。家でテレビを見て「もっとこうしたらいいのに」とか「こうしたら面白いのに」とか、自分でまだ仕事をやりたい思いをはっきり感じることができました。自分がやってきた仕事が客観的に見えるので、一回離れるという時間があって本当に良かったです。 その渦中にいたら見えなかったことが見えてきました。もっと仕事でいろいろ挑戦したいという好奇心もあり、子供が3歳になったのを機に復職したいと思い、また(株)ホリプロにお世話になることができました。
アルバイトから、契約社員、正社員として働き出して13年が経ちました。今はイベント事業部でイベント企画やタレントマネジメントをしています。こんなふうに続けてこれらのは、家族の支えがあったからだと感謝しています。
最近、関西では情報番組が多く、30〜40代のママタレントの人気が高いです。現場にお子様を連れてくる方も増えたのですが、その時の私の役目は子守です。大変なことも多いですが、「ありがとう」の一言だけでやっていけます。やりがいを感じます。人とのつながりを通して「ありがとう」と感謝の言葉をいただけた時、努力や苦労が報われたと感じて、「やっていてよかったなぁ」と思える瞬間があります。
お金では得られないものを感じ、タレントさんもお子様も元気になって帰ってくれるのが嬉しいですね。でもなかなか体力もいるものですから、サロン会員のどなたか子守ロボットを創ってくれる人がいたら紹介してください(笑)。
ナレッジキャピタルの総合プロデューサーとは以前からお付き合いがあって、プレサロンにも行き、講演もさせてもらいました。
ナレッジキャピタルの方から「サロン会員になったら」と誘っていただき、個人でサロン会員になりました。ナレッジサロンで仕事をしていたら、スペースも広くて、飲食もできて、いろいろな人もいて、コミュニケーターもいるからよく来ています。
そんな中で、「こたつ会議」の運営の話をいただいたことが、全てのご縁の始まりです。スタッフを編成して、ナレッジシアターで行われた第1回目の「こたつ会議」の運営周り、会場設営、ゲストスピーカー、タレントのアテンドや楽屋周り等も担当させていただきました。
あの時、声をかけていただかなかったらナレッジキャピタルに関われなかったし、こたつ会議もできなかったです。また、いろんなスタッフにも出会わなかったです。
そういう出会いの場を創っていただいたというか、ナレッジキャピタルに引き寄せられたという風に言ったらいいでしょうか。自分でアンテナを張っていたこともあり、ナレッジキャピタルには何かあるんじゃないかと感じていました。好奇心をくすぐられるものがここにはあります。今ではコミッティメンバーにも入れていただき、さらに活動の幅が広がり、いろんな人と繋がっています。
私のポジションとしては、こまやかに動けるというか、かゆい所に手が届くようなところでナレッジキャピタルと関わっていたいです。そして、その努力をしていたいですね。 こたつ会議も6回目を終えると、今やっていることに満足して、できて当然になってしまいます。でもそれではダメで、その先をもっと考えないといけないことに気付かせてくれます。いつも背筋をピンとさせられるのもナレッジキャピタルです。次に何をするのか、来てくれる人が満足するにはどうしたらいいのか、それに気付かなければやる価値もない、そう気付かせてくれる人もここにはいます。
これからもナレッジキャピタルでもっといろんな人と出会いたいですね。
サロン会員ご紹介
株式会社ステラキャスティング イベント事業部(大阪担当)
永楽 順子 さま
http://www.stellacasting.jp
インタビュー日:2015/10/26
※ 上記内容はインタビュー日時点での情報となります。
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