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ナレッジサロン会員「実はわたし…」レポート

テーマ:
実はわたし…美しいモノ、美味しい物に囲まれている時がシアワセです

櫻井 直子 さま 株式会社よくなる 代表取締役

マラソンを4年前から始めて、人生3回目となるフルマラソンを京都マラソンで走ってきました。マラソンのきっかけは、NLP(神経言語プログラミング)の講義をしていた時の受講生が「ちょっと難しいけれどできそうな事」としてハーフマラソンに挑戦するというので、私も誘われて参加したのが始まりです。当時は周りにランナーが誰もいなくて、何もわからない中で走っていたらあまりにもしんどくて。
じゃ、どうするかというと、走る環境に巻き込まれるしかないかなと。

私は自分のモチベーションを保ち続けるのは苦手ですが、人に対してはモチベーションを保てて、約束を守ろうと思うので、例えば「何時にここで練習しましょう」「一緒に走りましょう」と人と約束を交わすことで、走り続ける事ができました。できる環境を作ることは大切だなと感じています。

マラソンは、早く走ることよりも年齢的に長く走り続けられたらうれしいなと思っています。京都マラソンの最高齢参加者は80歳台です。素晴らしいですよね。

今は、研修の依頼があって、出張で全国を駆け巡っていますが、その合間に美味しい物を食べるのが楽しみです。先日も富山で、カワハギの刺身と肝を地元の濁り酒「千代鶴」でいただきました。これは美味しかったです。美味しい物、美しい物に囲まれていたら、シアワセと感じますし、そう感じられる自分でいつまでもいられたらうれしいです。

「株式会社よくなる」を立ち上げて2期目となり、色んな機会を通じて思うことは、ひとりひとり思いは持っていても、それを実行するだけの強さを持つ人は多くはないということ。でも環境が整うことでパフォーマンスを発揮できる人はいるということを強く思います。
私は、元アナウンサーなので人の話しを聞くのは好きです。話を聞いていると、問題点はその人にあるのではなく、環境が整っていなかっただけではと思うことが多々あります。
例えば、若い人が会社を辞めていく状況では、彼らの話を聞くことが大事だと思います。辞める原因が環境にあるなら、良くしていくことを話合うこともできます。
「うちの社員はおとなしいですよ」と社長がおっしゃっても、こちらがお話を聞いてみると、よく喋られるという場合もあります。まず、話せる環境をつくる事が大切だなと感じます。話すことができる、そして聞く人がいる、それが重要です。どれだけ知識のある人が集まっても、コミュニケーションがなければ、絵に描いた餅。「たかだか話すだけ」ですが、それがとても大切です。環境を整えることで、一人では出せない力を発揮できるものだと思います。

サロン会員ご紹介

株式会社よくなる 代表取締役 
櫻井 直子 さま
http://yokunaru.org
インタビュー日:2016/4/7

※ 上記内容はインタビュー日時点での情報となります。
※ 予告なく変更・削除される場合がございます。予めご了承ください。

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