サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- 「語りべシアター」のつくり方(公演活動紹介と試演)
開催日: 2014年10月9日
関西の活性化を目指し、まちの魅力や可能性を、映像や音楽を用いた独自の手法で楽しく伝える“語りべ公演(語りべシアター)”を大阪を中心に展開してきました。昨年は、はじめて神戸での公演を実現し、今後、京阪神へ広げていく計画です。
同時に、新たな担い手や後継者育成にも取り組み始めています。
今回の木曜サロンでは、その活動の趣旨や歩み、制作手法について紹介し、さらに、ピアノ・ヴァイオリンの生演奏を交え、「上方芸能の舞台としての上町台地」という作品上演を行いました。
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
栗本 智代 氏
大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所主席研究員
関西の活性化の一環で、街の個性や魅力を歴史・文化的側面から探求。
1994年より、大阪を中心に、語りべ活動にも取り組む。
著書
『カリスマ案内人と行く大阪まち歩き』(創元社)
『大阪まちブランド探訪ーまちづくりを遊ぶ、愉しむ』(創元社)
『大阪水の都に浮かぶ劇場』(KBI出版)
『大阪の教科書』(共著/創元社)
『大阪府謎解き散歩(新人物文庫)』(共著/新人物往来社)他
[演奏] 宮川真由美(ピアノ)、西村恵一(ヴァイオリン)
ナレッジドナーインタビュー
- 木曜サロンに参加した感想は?
- 語りべシアターは、プロジェクターや生楽器の使用があるため、空間のつくりが意外と難しいのですが、ナレッジサロンは設備が整い、とても公演しやすい環境でした。また、語りべとなると、歴史やまち物語に関心のある年配の方が多く集まりますが、今回は様々な職種の方に聞いてもらえた上、「コラボしよう!」との声も頂くことが出来て、とても良かったです。
- 今後サロンに期待することは?
- 都市魅力研究室がナレッジタワーに入っているため、ナレッジサロンは所長をはじめ、メンバー数人で利用しています。語りべシアターは、今後も制作に協力してくださる方々を募りたいと考えているため、タワーメンバーだけでなく、ナレッジサロン会員の方とも、今後繋がりをつくっていきたいと思います。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。