サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- 流通を変えるブランド【RDF】を立ち上げることになったきっかけ。
開催日: 2015年2月19日
代表が商社勤務時に自分自身で企画した商品を、業者間での見込みの生産により、大量に作り過ぎたが為に大量に廃棄処分していた。決算期を迎える度に廃棄されていく商品に疑問を持ち、国内での繊維製品廃棄処分量を調べたところ年間約170万トン(世界で8000万トン!)が廃棄されており、総生産量の85%が廃棄されていることを知る。
一方で市場に出回っている量販店のインテリア製品の価格は安いがデザイン性、品質が低い、百貨店やデザイナーズインテリアショップはデザイン・品質は良いが高すぎて買えないということに疑問を持ち、価格の安さだけでなく、デザイン性・品質・環境配慮性等の消費者メリット・製造業者メリットを持ち合わせたブランドを立ち上げる事を決意する。
メーカーや商社に対しては滞留在庫を一掃できる機会を提供し、その後の焼却処分を減らし、消費者からは使い古した商品を回収しバイオエタノール(石油の代替エネルギー)に変換するという、環境負荷をすこしでも軽減できるブランドを作り上げたいと考えた。
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
福屋 剛氏
株式会社ウィファブリック CEO (代表取締役社長 兼 最高経営責任者) 関西外国語大学在籍時、40ヶ国以上を単独で旅する。
同時期に、㈱アーバンリサーチにてショップスタッフ、ニューヨーク留学時にファッションアシスタントバイヤーの経験を積んだ後、繊維専門商社の瀧定大阪㈱入社。
同社にて約10年間、繊維製品の企画・生産・販売まで一貫して行い、全国一円の百貨店、通販会社、アパレルメーカーへの販売、北米、中国への輸出販売を行う一方、ニューヨークSOHO地区にて自社商品のアンテナショップオープン、現地展示会の運営などを担当する。
この経験から、世界のインテリア業界の市場規模やSPA業態の可能性を知り、2015年2月に株式会社ウィファブリックを設立。
ナレッジドナーインタビュー
- 木曜サロンに参加した感想は?
- 話を聞いてくださっている方々は、とても聡明な雰囲気をお持ちだったので、すごく緊張しました。棚倉サロンマネージャーが上手く話を引き出してくださったので、私も上手く話すことが出来ました。緊張しすぎて質問をちゃんと返せていたか心配でしたが、なんとか終えることが出来ました。
- 今後サロンに期待することは?
- 異業種の方を紹介して頂けるので、今の状態ですごく満足しています。今後もこれを継続していって頂ければと思います。引き続きいろんな方を紹介してもらえれば有難いですね。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。