サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- 「生活習慣病の無い社会を、実現する。チームミライズの活動事例とこれからの未来図」
開催日: 2015年5月28日
予備軍含め約2,050万人(国民健康・栄養調査 厚生労働省2012年)といわれる糖尿病をはじめ、増え続ける生活習慣病は、その医療費も考えると大きな社会の課題。
その解決を医師、薬剤師、広告デザイナー、食品会社など業種を超えたメンバーが同じ思いで活動をするチームミライズ。
これまでの活動事例とこれからの未来図をお話致します。また、より健康に生きるちょっとしたコツも現役女性医師からアドバイスをいただきました。
後半は、参加者の皆様とディスカッションさせていただき様々な角度から皆様のなかでできるミライズを語っていただきました。
○企業における「ミライズ100日プロジェクト」
→社員19名の血液検査、問診後、グループに分かれて運動指導を実施した結果、全員の糖尿病値が減少。境界型糖尿病の改善に成功。
○医師監修メニューを提供する企業内「ミライズ食堂」スタート
→尼崎市、立花商店街のお店にも拡がり街づくりへと発展中
○大手企業との新しい健康サービス開発
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
桐村 一平氏
株式会社NOBORDER 代表取締役
一般社団法人チームミライズ 理事
大学卒業後、病院専門コンサルティング会社から大手広告代理店、そして外資系ヘッドハンティング会社へ移籍。
2007年医師専門の移籍エージェント会社設立。一般生活者として医療のド真ん中で仕事をする中で、生活習慣病治療の新しい形を志し、食品会社、医師、広告デザイナーと共にチームミライズを発足。
新しいサービス開発、街づくりを行う。
桐村 里紗氏
医療法人寿山会 ホームケアクリニック院長
一般社団法人チームミライズ 顧問医
愛媛大学医学部卒。内科医、認定産業医。生活習慣病治療を専門とし、生活習慣病の無い社会を目指しプライマリケアに関する講演活動、著書多数。
チームミライズ顧問医としてミライズレシピの監修等を行う。
『解抗免力』講談社
『まだ間に合う40歳からの食べても食べても太らないからだ』日東書院
『30代からのシンプルダイエット』マガジンハウス
ナレッジドナーインタビュー
- 木曜サロンに参加した感想は?
- 桐村 一平氏
ナレッジサロンのスタッフが親身になって今回の準備を手伝ってくれたので、非常に良い会になりました。本当に感謝しています。ありがとうございました。
桐村 里紗氏
ナレッジサロンをもっとメジャーにして欲しい。細かいビジネスの話だけではなく、世界に打って出ていく様な大きなプロジェクトを志していく人が増えていくのが理想ではないでしょうか?僕はここを予防医学の聖地にしたいと考えています。 - 今後サロンに期待することは?
- 桐村 一平氏
ナレッジサロンは多くのつながりのきっかけを作ってくれた場所なので、ここで成果を発表する機会が持てたことは非常に嬉しいです。
桐村 里紗氏
もっとたくさんのコラボレーションが起きる場所になってほしい。今以上に何か新しいものが生まれるきっかけの繋がりが必要になってくると思います。期待しています。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。