サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- 香港出身のマン・ラム監督による一夜限りの映画祭「We Are Linked . Voice / フルートの声」
開催日: 2015年8月13日
昨年8月7日に木曜サロンで上映して好評を得たドキュメンタリー短編映画「We Are Linked / 二人の父親への贈り物」と、トークセッションを挟んで、その続編である「We Are Linked . Voice / フルートの声」の2本を上映致しました。
広島を舞台にした2本の映画は、戦争体験からの苦しみ・悲しみを癒し、次の世代に平和のメッセージを伝えることを目的に作成されました。
この映画をご覧いただき、戦後70周年の今年、いま一度「平和」について考えてみませんか?
[監督からのメッセージ]
"We Are Peace Because We Are Linked"
私たちがつながっていけば、そこに、平和がある。
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
マン・ラム氏
香港出身。映画監督として2001年にMYLAMSTUDIOを設立し、映画製作、伝記、ドキュメンタリー製作を手掛ける。
彼の作品は、アメリカ、東京、香港、韓国等の世界中の映画祭で上映されている。
彼の事業は、映画製作のみならず、新たな映像解析技術や編集技術をベースに、コンテンツの作成、脚本、ストーリーボードイラストレーション、企業やコミュニティーの教育的エンターテイメントに関するプロジェクト等、幅広く展開している。
また、2014年11月日本においてナレッジサロンメンバー加納将人氏とともに、日本の法人GREEN LAMを設立。主に、メディアコンテンツの作成、アジア太平洋における国際的人材育成等に従事している。
ナレッジドナーインタビュー
- 木曜サロンに参加した感想は?
- 「国籍が違えども、友情を深めることが大事」ということを映画のメッセージにしています。今日は香港の友人も来てくれました。ナレッジサロンの多様なジャンルの会員と、香港の友人たちが、一緒に同じものを観ることができてうれしく思うのと、その環境ができたことに感謝しています。
また昨今は、日本人の若者の大半は広島に否定的な印象を持つ人が多いそうです。今日の映画を観て「活力のある街」「キレイな街」と新しい印象が出来たと、感想をもらえたことがうれしかったです。 - 今後サロンに期待することは?
- 去年の木曜サロンの登壇をきっかけに、私は法人を立ち上げることができました。友人とサポーターがいるナレッジサロンは、とてもいいプラットフォームです。ナレッジキャピタルにはシアターが存在していることも知っています。いつかはそこで映像を上映したいです。
2年前から広島国際映画祭に出展していますが、国内の他の都市のフィルムフェスティバルにも興味があります。そんなコネクションがサロンでつくれたら理想的ですね。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。