サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- 「いままでトラブルもなかったので大丈夫」では済まされない技術と労務との関係
開催日: 2015年9月17日
「うちは中小企業やし、労務なんて関係ないって」…社長さん、そんな風に思っていませんか?
「オレは技術者やから、ものづくりができれば、それで幸せ」…技術者のあなた、もしもあなたの発明により自社製品が大ヒットしたらどうします?
権利はあなたのもの?それとも会社のもの?
改正特許法では、企業が就業規則や規定等で社員が取得した特許の扱いを定めておけば、企業にその特許権が帰属するというかたちになっています。また、特許を取得した社員に対して適切な対価を支払うこと等も規定されていますが、予めきちんとした就業規則や職務発明規定を設けておかないと、労使間での無用なトラブルを招くことがあります。
今回の木曜サロンでは、労働法務に精通している塩津 立人弁護士とパナソニック(株)の知的財産権部門に所属していた岡田徹弁護士が、技術と労務の交錯する世界について、わかり易く解説し、皆さまの疑問や悩みにお答えいたしました!
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
雇用労働相談センター 相談員 弁護士 塩津 立人氏
2001年 司法試験合格
2002年 京都大学法学部卒業
2003年 司法修習修了(第56期)、弁護士登録(大阪弁護士会)
2010年 金沢国税不服審判所 国税審判官
2012年 大阪国税不服審判所 国税審判官
2013年 北浜法律事務所・外国法共同事業入所
雇用労働相談センター 相談員 弁護士 岡田 徹氏
1992年 大阪市立大学 法学部 卒業
1992年~2004年 松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)
2007年 京都大学法科大学院修了
2009年 司法修習修了(新第62期)、弁護士登録(大阪弁護士会)、
北浜法律事務所・外国法共同事業入所
ナレッジドナーインタビュー
- 木曜サロンに参加した感想は?
- 塩津 立人氏
とても話しやすかったです。いつも会議室のようなところで話をしているので。この落ち着いた雰囲気がそうさせているのでしょうかね。
岡田 徹氏
みなさんが聴いてくれている場だと感じました。照明の効果かもしれませんが、みなさんにtとても集中して聴いて頂いたように思います。 - 今後サロンに期待することは?
- 塩津 立人氏
このサロンには様々な方がおられるので、いろんな繋がりが生まれると良いですね。ここから事業を始める方たちを含め、皆さまにぜひ我々のセンターを利用して頂きたいです。
岡田 徹氏
良い場だと思います。今後、このような定期的なイベントではコンテンツをどう調達するかが気になります。人は同じような話を聴きに来ないでしょうから。今後に期待しています。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。