サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
モノづくりの民主化 ~デジタルファブリケーションから考えるモノづくりの未来~

開催日: 2016年3月17日

○活動の主旨、目的○

一般的に3Dプリンターと大きく括られるが、実際は大きく性質が異なる「デジタルファブリケーション」というものをどのように定義づけて捉えるべきかについての基礎知識をお話し頂き、現在のデジタルファブリケーションを取り巻く過渡期的状況、そして10年後、様々な改良や進歩、コスト面での課題がクリアされていく中でデジタルファブリケーションがどのように姿を変えていくのかについてナレッジドナーが描く未来予想図について語って頂きました。
最後は現状のモノ作りの分野がデジタルファブリケーションの変化によって今後どのように変容するのか、参加者と意見交換をしました。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

大谷 太郎 氏

株式会社YOKOITO代表取締役・慶応義塾大学環境情報学部在籍
大学入学前にYOKOITOの素となる企画書を作成、大学入学と同時に起業準備に入り資金調達の上、株式会社YOKOITOを設立。3Dプリンターを軸としたデジタルファブリケーション機器による工程の改革に取り組むと同時に、インターネットや急速な情報化・オープンソースが生み出すプロダクトとそのプロセスについて研究している。

中島 佑太郎 氏

株式会社YOKOITO取締役事業責任者・横浜国立大学経営学部真鍋ゼミ(技術経営)在籍幼少よりものづくりやクリエーティブとの関わりの多い環境で育つ。
中学卒業時よりものづくりと経営の関わりに興味を持つようになり、大学では経営学と技術経営を学ぶ。YOKOITOでは経営にかかわる部分を担当するが、3Dプリンターに関する知識も豊富。

ナレッジドナーインタビュー

  • 木曜サロンに参加した感想は?
  • 大谷 太郎 氏
    僕が話していることは10年後の未来の話なので、「わかってもらえたかなぁ?」というのが正直なところです。

    中島 佑太郎 氏
    実際に流れを作って伝えるのは難しかったなと思います。先週、二時間こういう話をする機会があったのですが、寝ている方もいらっしゃいました。今日は、皆さんにしっかり聞いていただけたので、うまくいったのかなと思います。
    「未来」というカタチを少しでも感じていただけたなら、我々としては今回の場は素晴しいところだったと思います。
  • 今後サロンに期待することは?
  • 大谷 太郎 氏
    継続的にこのような機会を設けてほしいですね。僕達も色々な方と意見交換ができますし。普段は、自分たちに興味を持っている方々しか来ませんからね。それがこういう場所で、こういう形で、色々な方々と出会えるのはすごくありがたいことです。継続してやってほしいですね。

    中島 佑太郎 氏
    梅田という第二の経済都市のど真ん中で、今回もたくさんの方に集まっていただき、しかも毎週開催されていて、皆さん平日はしっかり仕事もしていらっしゃるというのは、単純にすごいことだと思いますね。ナレッジサロンから、ものづくりがどんどん生まれてほしいですね。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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