サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- 作品か商品か、京都のものづくり、映画づくり
開催日: 2016年8月11日
○活動の主旨、目的○
京都のものづくりの歴史は長い。
きものや陶器などの手工業の技術では、千年以上にわたり日本の先端を走ってきた。
また、これらの技術に加え、心の満足、感動という感性の部分でも先端を走ってきた。
高い技術に支えられ、満足や感動を与えるものをつくる、
これが京都のものづくりの伝統とすれば、現在の京都が誇る、映画、ゲーム、アニメなど
コンテンツ産業の隆盛と一つの線でつながるのではないか。
京都の映画産業・文化の歴史を見ながら、京都のものづくり産業・文化を考える会となった。
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
森脇 清隆 氏 (京都府京都文化博物館 映像情報室長)
映画関係資料30万点を所蔵する京都文化博物館で、 京都の映画文化を次世代に伝えるため、日本映画の常設上映を核にしながら、 子ども向けの映像体験教室や、国内外の若手映画人を集めて京都の撮影所で時代劇を製作するワークショップなどを行う。
ナレッジドナーインタビュー
- 木曜サロンに参加した感想は?
- 私はいつも京都で講演をしていますので、大阪の人を前にしてどんなふうにお話ししようかと思ったのですが、「ものづくり」の話題の時に、皆さんバッと目が輝きだして、集中してお聞きになっていたので安心しました。今回、「ものづくり」の話ができて、「ものづくり」に携わっている方々にたくさん集まっていただいたというのを実感できました。ありがたかったですね。
- 今後サロンに期待することは?
- 今回の参加者層を見ていましたら、本当に色々な方が来られていますので、期待するのはそういう化学変化ですかね。1+1が2というよりは、1+1が5になるような、そういう化学反応を起こすような講座を続けていただけたら素晴らしいなと思います。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。