サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- いまも息づく茶道のこころ
開催日: 2016年9月8日
○活動の主旨、目的○
今こそ テーブルで茶道(盆略点前・ぼんりゃくてまえ)、和文化を世界に発信。約150年前に西洋式生活のための創案されていた茶道のお点前をご紹介します。現代、茶道とは一部の人の嗜好となっています。しかし、お茶の世界は別段特別なものでなく、実は普通の生活の所作の中に生きています。私生活の中での付き合いや、会社でのお客様に対する接客だけでなく、プレゼンテーションなどにも、その相手を思いやる気持ちを伝える方法として考えることが出来ます。
現代社会に通じる 「おもてなしの心」 を茶道の歴史からひも解いていきます。
なぜ一流と言われる人は「茶道」をたしなむのか?
田中 賀鶴代氏は昔のビジネスマン(武将・商人など)がより良いコミュニケーションとおもてなし術を考え、行き着いたのが茶の湯と考えています。ビジネスだけにとどまらず、海外との様々なコミュニケーションとしても、自国の文化を知っておくことの大切さをお話頂きました。
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
田中 賀鶴代 氏
(有限会社アリカエンタープライズ 代表取締役社長・おもてなし研究家・茶道家)
茶道家の3代目として生まれ、6歳から茶道にふれる。ビジネスマナースクール講師、オリジナルウェディング立ち上げ、日本初のウェルカムベアなどウェディング演出グッズの開発に関わる。
自身の考案したオリジナル紋章「クレスティング」はオーダーメイド日本一を受賞。30歳で法人化。
年間約100本の講演をこなすとともに、様々な人・モノ・コト・地域を「ボンド(繋ぐ)」ことを得意とし、和文化精神[おもてなし][たしなみ]をビジネスに活かした「おもてなしビジネスマナーセミナー」やイベント、商品やサービス開発、地域活性化をおこなう。[一碗からピーフルネスを]の精神で国際文化交流活動に役立つ「テーブルでする盆略点前(ぼんりゃくてまえ)」を普及中。各企業の顧問。
公益財団法人 近畿警察官友の会 専任講師
一般財団法人 大阪府男女協同参画推進財団 講師
ナレッジドナーインタビュー
- 木曜サロンに参加した感想は?
- 私の言葉不足、実力不足かもしれませんが、想いを十分に伝えきれなかったように思います。最初のきっかけや環境を作ってくださったスタッフの方々のご苦労に感謝いたします。
- 今後サロンに期待することは?
- 茶の湯と言えば「京都」とイメージされる方も多いと思います。茶の湯は、千利休以前に既にあったのですが、ある程度形にしたのが千利休と言われています。ご存知の通り、千利休は大阪の堺市の出身です。私は現在、東京、京都、大阪の高槻市で活動をしておりますが、次の活動場所をナレッジサロンに決めましたので、海外の方が来られてもちゃんと茶の湯でもてなすことができるメンバーを増やし、ここナレッジサロン発信の「ナレッジ流茶道」を広めていきたいと思っております。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。