サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
“世界の縮図”を体感できるカフェ「comm café」

開催日: 2017年2月23日

○活動の主旨、目的○

箕面市立多文化交流センターで展開する『comm cafe』は、近隣に住む外国人が入れ替わり立ち代わり、各自の家庭料理を提供したり、地域の学校やNPOと協働したりする取り組みで、様々な国の人々が協力し合って店舗を運営します。
「やさしい日本語」が共通言語ですが、多様な考え方が交差してぶつかり合い、日々生じる葛藤を瞬時に克服することが求められる、非常に刺激的な現場です。
まさに世界の縮図のような環境で揉まれたスタッフは、誰でも劇的にコミュニケーション能力を高めているとのこと。
そんな『comm cafe』について、仕掛け人の岩城氏にたっぷりとお話を伺いました!

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

岩城 あすか 氏 / 箕面市立多文化交流センター 館長

大阪府池田市出身。旧大阪外国語大学でトルコ語を勉強した後、1997年~2001年まで国立イスタンブール大学(院)に留学。私費留学のため、日本のマスコミ等の取材通訳・コーディネーターなどの仕事もしていた。
1999年の8月、11月に起きたトルコ北西部地震の後は、神戸で活動する49の団体が加盟して組織された「トルコ北西部地震・緊急救援委員会(NGO KOBE/CODEの前身)」の現地ボランティアとして3年間、被災3県3か所で実施されたさまざまな復興支援事業に関わった。

帰国後はお惣菜を扱う民間企業に勤務したが、2005年より(公財)箕面市国際交流協会に勤務。
現在「箕面市立多文化交流センター」館長。
プロボノ活動としては、重度の身体障碍者だけで構成される劇団「態変」が発行する情報誌「イマージュ」(年3回発行)の編集にも携わっている。

ナレッジドナーインタビュー

  • 木曜サロンに参加した感想は?
  • 初めての場所でしたのと、きちんとした方が多いので、とても緊張しました。
  • 今後サロンに期待することは?
  • 私たちの拠点の箕面は、大阪の中心部から少し離れた場所にありますので、これからは色々な意味で都心に出て行きたいと思っています。箕面の周りでは外国人の方々がかなり活躍されていますが、大阪の中心部ではまだまだです。サロンでは、コラボレーションできる方や箕面以外の活動の場をどんどん開拓したいと思っていますので、新たな繋がりを紹介していただければ嬉しいです。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

開催済みのプログラム

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