サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- 日本企業の新たなグローバル競争力の源泉 ~内・外グローバリゼーションとは?~
開催日: 2017年6月15日
○活動の主旨、目的○
林氏曰く、「これまで様々な文化や思想を外国から寛容に受け入れ“内なるグローバル化”と共に歩んできた日本は、その寛容さをばねにして発展を遂げたが、バブル崩壊後“グローバリゼーション”“イノベーション”“ダイバーシティ”の3つの観点から、日本企業のグローバル競争力が弱っている」とのこと。3つの観点それぞれの課題を基に今、日本企業が力強く「外へ向かうグローバル化」を実現するために何が必要かについて、参加者の皆様と一緒に考えました。
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
林 廣茂 氏 / 中国・西安交通大学管理大学院客員教授、同志社大学大学院ビジネス研究科 アカデミック・アドバイザー/前・教授、一般社団法人事業承継学会 理事長
【プロフィール】
外資系マーケティング・コンサルティング企業のアジアでの最高責任者(CEO)として、日本並びにアジアでのマーケティング・ コンサルテーションに20年以上従事し、クライアント企業のブランド開発とマーケティング戦略立案に深く関与しながら1500超の事例を完了。
その後、滋賀大学経済学部・大学院経済学研究科教授、同志社大学大学院ビジネス研究科教授、西安交通大学管理学院客員教授(2012年~現在)、同志社大学大学院ビジネス研究科 アカデミック・アドバイザー(2014年~現在)を歴任。
「日韓マーケティング・フォーラム」、京都商工会議所・京都ブランド推進特別委員会「専門委員会」委員など対外活動にも積極的に参加中。
【著書】
『国境を越えるマーケティングの移転』、『日韓企業戦争』、『AJINOMOTOグローバル競争戦略』などの著書を多数執筆。
ナレッジドナーインタビュー
- 木曜サロンに登壇した感想は?
- このような状況でお話するのは初めてで、少し緊張しました。皆さんがどういうバックグラウンドをお持ちなのかわからないので、私の使う言語を理解していただけるだろうかと心配で、そのことを頭の片隅に置きながら話しました。楽しんで刺激を受けていただけたようで良かったと思います。
- 今後サロンに期待することは?
- ナレッジサロンでは、異なった背景の人たちが知り合って、話をすることで、いろいろなヒントを得られます。ただ、そのような自然発生的なものを待つだけではなく、もう一歩踏み込んでほしいと思います。今日ワークショップで試みたように、共同作業をして何かひとつのものを作り上げる、考えをまとめるということをもう少し意図的に行うことによって、より刺激が強くなり、ひらめきが増えると思います。そのような仕掛けづくりを今後のナレッジサロンに期待しています。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。