サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
小学生の体力向上から考える学校のブランディング

開催日: 2017年12月7日

○活動の主旨、目的○
特別支援学校でのスペシャルオリンピックス国際大会銅メダル獲得と全国大会の運営、高等学校での地域人材の活用、野球部監督、そして校長としての学校経営(教員養成コースの設立等)のご経験を踏まえ現在取り組んでおられる10歳までの子ども達の体作りの重要性とそのあり方、そして、それを実践していく教員養成の取り組みについてお話し頂きました。
また、長井ゼミの皆さんが体育科の視点で考える、学校のブランディングにつながる子ども達の体作りのアイデアについてもご紹介頂きました。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

長井 勘治 氏 / 武庫川女子大学 健康・スポーツ科学部 教授

【プロフィール】
京都教育大学教育学部体育学科卒業。兵庫教育大学大学院教育経営コース修了。 初任の支援学校でスペシャルオリンピックス第6回国際大会にて銅メダル獲得、 第3回全国大会(大阪)運営に従事。福井高校在籍時には教育ボランティアを府(人材バンク)に先駆けて募集、野球部監督。
槻の木高校、高槻北高校で教頭を務めた後、平成21年より校長として高槻北高校の学校改革に取り組み、平成23年に教志コースを導入。また各種学会、大学などでの講演多数。

【著書・共著】
・『More better 大阪府立槻の木高等学校 開校4年間の記録』 ≪日本綜合教育研究所≫
・『人間教育を起点にした教職入門』 ≪大学教育出版≫
・『月刊高校教育 創発型学校づくりの組織と過程-高槻北高校の教志コース-』 ≪学事出版2014年7~9号≫
他、執筆多数。

ナレッジドナーインタビュー

  • 木曜サロンに登壇した感想は?
  • 普段、教員や保護者の方々の前で話すことは多いのですが、一般の方に向けて話す機会は少ないため、最初は少し緊張しました。しかし、皆様が共感しながら聞いてくださっていたので、とても話しやすかったです。
  • 今後サロンに期待することは?
  • 教育の世界は閉鎖的ですので、保護者や子どもの意見を教育現場に反映できていないことがあります。そのためナレッジサロンには、教員が教員以外の方々と交流を持ち、教育に対するニーズなどを率直に話し合える場を提供していただければと思います。自校の保護者以外の方や成人した子どもを持つ方など、様々な方々と意見を交換できれば、学校側が見落としている点などに気付くことができ、学校運営に役立つのではないかと考えています。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

開催済みのプログラム

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