サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
ナレッジサロン会員のコラボで開発! 「次世代かき氷製造機で日本古来の食文化『かき氷』を世界に広めるプロジェクト“himuro” 」

開催日: 2018年5月10日

○活動の主旨、目的○
4世紀に奈良で氷室が発見され朝廷に献氷されるようになり、 枕草子(平安時代)には「削り氷(かき氷)」があてなるもの(上品なもの)として登場するなど、かき氷は日本古来の食文化です。

“himuro”プロジェクトは、従来厨房にしかなかった業務用かき氷製造機を、新開発の氷削メカニズムと斬新なデザインでエンターテイメント性の高いデザートマシンに仕上げ、日本古来の食文化である「かき氷」を天ぷら、寿司、ラーメンにつづく代表的な日本食として世界に浸透させていくことを目指します。
今回の木曜サロンでは、先日行われた 「第5回ナレッジイノベーションアワード」ナレッジキャピタル部門でグランプリを受賞した上田氏に、himuroの開発秘話とともに、アイデアと人材の宝庫であるナレッジサロンから新しい「何か」を生み出す可能性についてお話しいただきました。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

上田 勝 氏 / stu-art

【プロフィール】
奈良県天理市出身。関西大学商学部卒業後、学習塾フランチャイズチェーン「学習塾優」を設立。
2014年、イタリアの芸術大学で学ぶ学生の作品やデザインを日本で紹介するプロジェクト“stu-art”を立ち上げる。
2015年、大阪大学サイバーメディアセンター下條教授との共催でアクティブスタジオにてイタリア学生による映像作品展を開催。
2016年、教育改革実践家の藤原和博氏とともに、氷文化の発祥「奈良」から次世代かき氷製造機を開発し、かき氷を世界に広めるプロジェクト“himuro”を始動。
2019年リリースをめざし製品開発を進める。
趣味は音楽とドラム演奏。

ナレッジドナーインタビュー

  • 木曜サロンに登壇した感想は?
  • お話した内容が、最先端の技術やトレンドではなく、既存の機器の改良の話ですので、皆さまはどこに興味を持って来てくださったのだろうかと思いました。ここ2、3年、ナレッジサロンにお世話になりながら様々な方と繋がり、私自身の活動も広がっていきました。このプロジェクトを早く仕上げてビジネスにし、ご協力いただいている方々にきっちりと還元できるようにしたいと思っています。
  • 今後サロンに期待することは?
  • ナレッジサロンは、様々な立場やスキルを持った方々が集まっている場所だと認識しています。会員の多くは、そういった方々との繋がりを求めているのではないでしょうか。サロンスタッフやコミュニケーターにどんどんキューピッドになっていただき、「面白い話」だけでは終わらない、次の展開に繋がるような機会や仕掛けがもう一つあればと感じます。また、民間企業である利点を活かした助成金制度など、ベンチャーキャピタル的な機能が加われば、クリエイティブな人材がもっと集まるのではないかと思います。ナレッジサロンには、いわゆる「コワーキングスペース」で終わらない場所であって欲しいですね。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

開催済みのプログラム

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