サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- それぞれの夢を形に! -大谷翔平選手も活用してきた原田メソッド-
開催日: 2018年9月6日
○活動の主旨、目的○
原田氏は、大阪の問題を抱えた中学校の教師時代に、生徒の心を育て、 自立に導き、再現性のある成功を何度も生み出した独自の教育メソッドによって、 学校の陸上部を全国レベルに押し上げ、13度も日本一に輝かせ、 さらには学校、家庭、地域の再建へとその効果を広げていきました。
その成功は、決して奇跡と呼ばれる法則のない努力の先で生まれた結果ではなく、法則のある正しい学びであり、正しい教育法からたどり着いた成功でした。今や日本国内に留まらず世界でも高く評価され、家庭、企業、スポーツ、芸術、ITなどの学校教育以外の分野においても世界中に広まり、取り入れられている原田メソッドについてたっぷりとお話頂きました。
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
原田 隆史 氏 / 株式会社原田教育研究所 代表取締役社長
【プロフィール】
奈良教育大学卒業後、大阪市の公立中学校に20年間勤務。問題を抱える教育現場を次々と立て直し、「生活指導の神様」と呼ばれる。
独自の育成手法「原田メソッド」により、勤務3校目の陸上競技部を13回の日本一に導く。
教職員退職後、大学講師を経て起業。武田薬品工業、野村証券、キリンビール、三菱UFJ信託銀行、神戸マツダ、住友生命保険、ユニクロ、カネボウ化粧品などの研修・人材育成を歴任。これまでに約440社、8.8万人を指導。
ナレッジドナーインタビュー
- 自分と向き合って目標や目的を書くことは、一般の方でも一人でできるものでしょうか?
- 社会が管理型から協働型へ向かう中で、内省やメタ認知など、自分の思考をより客観的に捉えるということは重要になっていると思います。一度考えを書き出してみると、さらに書きたくなって、意外とできるものです。 また、インターネット上での教育や指導も行っています。本人にやる気さえあれば、個別のサポートが受けやすい時代になっているので、ぜひチャレンジしてみてほしいと思います。
- 特にスポーツと芸術の分野での教育に携わっていきたいとおっしゃっていましたが、なぜこの二つの分野なのですか?
- スポーツと芸術の接点は、観る者の感情を高めることだと思います。見る人に、今までに感じたことのないような爆発的な感情を与えることができるのが、スポーツ教育と芸術教育の良さです。この閉塞的な時代に日本人を豊かにするのは、そのような感情の広がりだと考えるからです。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。