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木曜サロンレポート

テーマ:
人類の可能性を拓く『ブレインテック』の最前線

開催日: 2019年5月16日

○活動の主旨、目的○
ブレインテック(BrainTech: 脳科学企業)とは、人間の中枢である「脳神経」のメカニズム理解に基づく様々な技術を指します。
米国・イスラエルを始め世界各国で勃興したブレインテックの波が、今まさに日本へ来ています。
今回は、世界中500社以上のブレインテック企業を調査し、自社でも研究開発・開発支援を行う株式会社neumo代表の若林氏に、世界で巻き起こるブレインテックの最前線をお話し頂きました!

※「ブレインテック」とは:
「Brain (脳)」+「Technology (技術)」を組み合わせた造語で、脳波やCT、MRIなど外部から得られた様々なデータをもとに、脳科学の知見を生かしながら脳の状態を分析する。「ニューロテクノロジー」」や「ニューロサイエンス」とも称される。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

若林 龍成 氏
株式会社neumo 代表取締役

アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)を経て 2000年にビービットを創業、副社長に就任。
R&D組織を設立し、大学や企業と脳神経科学を活用したビジネス応用の共同研究プロジェクトを牽引してきた。
2017年に独立、株式会社neumo代表取締役に就任。
日本の脳科学研究を牽引するATR(国際電気通信基礎技術研究所)の特別顧問、イスラエル企業の取締役を兼任。

ナレッジドナーインタビュー

  • 今後、最も発展させていきたい「ブレインテック」の分野は何でしょうか?
  • 音の分野ですね。音楽で脳を活性化し、感性を高めることができれば面白いと思います。普通に音楽を聴くのではなく、細かく音を聴く訓練をすることで脳機能を高めることを考えています。専用のデバイスを使って行う訓練には2種類あります。一つはデバイスを装着して音楽を聴き、脳の状態を良くしていくというもので、もう一つは音楽家が音感を高めるために行うものです。現在、半音の五分の一の聴き分けができるデバイスを作っています。半音の五分の一は絶対音感の人でも識別できないですが、専用デバイスを使って1日40~50分の訓練を5日間受けると、9割程の人が識別できるようになります。様々な方に対応できるデバイスを今年中には完成したいと思っています。
  • 開発されているデバイスは音感を高める以外の効果も期待できるのでしょうか?
  • 他の効果としては、外国語がより聴き取れるようになると思います。言語の習得に関しては、話す口や舌を訓練するのが一番効果的ですが、聞く耳を鍛えることも非常に重要だと思っています。このデバイスは、外国語を聴き取る力を高めるトレーニングに応用できると考えています。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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