「第6回ナレッジイノベーションアワード受賞者シリーズ第7弾」 実世界とバーチャル空間を結合するマルチ/クロスモーダル技術 木曜サロンレポート|サロンイベントレポート|アクティビティ|ナレッジキャピタル

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木曜サロンレポート

テーマ:
「第6回ナレッジイノベーションアワード受賞者シリーズ第7弾」
実世界とバーチャル空間を結合するマルチ/クロスモーダル技術

開催日: 2019年8月29日

○活動の主旨、目的○
誰もが知るまでに普及しつつあるVR技術。
そんなVRをさらに進化させ実世界とバーチャル空間を結合する拡張現実感技術『マルチモーダル/クロスモーダルインタフェース技術』についてご紹介頂きました。

この技術は視覚だけでなく、触覚、味覚、嗅覚といったその他の感覚にもアプローチするもので、東京大学大学院の廣瀬・葛岡・鳴海研究室では現実空間にある正方形のテーブルを触りながらそれがまるで三角形や五角形のテーブル周りを歩いているように感じさせることができる『MagicTable』をはじめ、様々な研究と技術開発に取り組んでいます。

これまでにない新たなコンテンツを創出する最新のVR技術について実際の体験と合わせて、たっぷりとご紹介頂きました。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

水谷 純也 氏
東京大学大学院情報理工学系研究科 廣瀬・葛岡・鳴海研究室

東京大学工学部機械情報工学科卒業。
東京大学情報理工学系研究科知能機械情報学専攻修士課程
廣瀬・葛岡・鳴海研究室に所属。
バーチャルリアリティ技術を端緒として、拡張現実感技術マルチモーダル/クロスモーダルインタフェース技術、ライフログ技術などのインタフェース技術についてさまざまな角度から研究を行っている。

ナレッジドナーインタビュー

  • VR(ヴァーチャルリアリティ:仮想現実)を研究しようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?
  • 最初からVRの研究をしようと思っていたわけではないのですが、以前から興味はありました。最近では一般の方がVRを体験できる場所が増えてきており、そのような施設で体験してみて「VRって楽しい」と感じていました。その後、東京大学大学院情報理工学系研究科の各研究室の紹介を見る機会があり、そこで実際に研究中のVRを体験させていただいて更に興味が湧き、研究室に入ってVRの研究をしてみたいと思いました。
  • VRは今後どのような分野で活用されていくと思われますか?
  • 現在も使用されており、今後もさらに使用されていくだろうと思うのは、職業訓練の分野です。例えば医療など、現実での訓練が困難であったりコストがかかったりするものを、VRで実際に職業体験や訓練をする活用方法が今後の主流になると思います。先日ロサンゼルスで開催された「SIGGRAPH(シーグラフ)※」で、廣瀬研からは、面を動かすことで重量特性や空気抵抗を変化させ、単一のデバイスで様々な形状を感じさせるShapeSenseというVRデバイスの技術を発表しました。このデバイスも、職業訓練はもちろん、他の様々なことにも応用できると考えています。将来、VRの活用範囲が益々広がるよう研究開発を進めていきます。

    ※SIGGRAPH(シーグラフ):世界最大のコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する学会・展示会。1974年に第1回が開催された。最先端技術が一挙に集結するこの会合への参加者は、毎年述べ1万人を超える。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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