サロンイベントレポート
木曜サロンレポート
- テーマ:
- パンがつなげるヒト・モノ・コト -パンが巻き起こす新たな町おこし-
開催日: 2020年2月13日
○活動の主旨、目的○
一歩店に踏み入り、その香りに包まれるだけでほっこり幸せな気持ちになる
パンは日々食卓に登場する食材でありながら、こだわりの強い職人が毎日愛情を込めて育て、その一つ一つに地域の人々との物語があります。
浅香氏は情報発信力の低い「町のパン屋さん」を地元の人々やパン愛好家、あるいは外国人の皆さんにも愛される存在にすべく、情報発信やプロデュースに取り組み、テレビ番組や各種メディアにも多数
出演されています。
また、現在進行中の、パンを軸にヒト・モノ・コトをつなげ地域活性を目指す兵庫県猪名川町でのプロジェクトをはじめ、パンにまつわる様々な取り組みについてご紹介いただき、それぞれの取り組みでのコラボレーションパートナーを募集しました。
ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール
浅香 正和 氏
パンヲカタル主宰
パンコーディネーター、パンシェルジュ1級。
「パンでつながり笑顔になる」活動を目指し、年間200軒以上のパン屋さんを巡る。
パンに関する情報発信、ライティング、イベントプロデュースなどを手掛け、兵庫県猪名川町の「いなパンプロジェクト」などのパンを通じた地域活性化プロジェクトにも参加。
関西テレビ「よ~いドン!」オススメ3、朝日放送「おはよう朝日土曜日です!」、朝日放送「キャスト」、MBS毎日放送「魔法のレストラン」など番組出演多数。
ナレッジドナーインタビュー
- 元々は異国の食であるパンが、なぜ日本の町おこしに役立つ存在になったのでしょうか?
- 学校給食のパンで育った世代の私たちには、パンはとても馴染みのある食品です。また、最近では美味しいパンが次々に登場し、注目を集めています。先ほどお話しした地産地消について考えると、地元の食材を使ってパンを作ることで地域と繋がることができます。さらに「地域の魅力をパンで表現する」ということが、今の時代の地域活性化とうまくリンクしたのではないかと思います。
- パンの魅力を伝えるためには「ストーリー性が大事」とのことですが、なぜでしょうか?
- パンは、職人さんが時間をかけて育てるように作ります。パンがどのような工程で作られるのか、職人さんがどのような思いで作っているのかを知って食べるのと、知らずに食べるのとでは、パンの味わい方が全く違ってきます。そのため私は作り手の思いを、例えばパンの名前の由来や店内の様子などの「ストーリー」を交えて、食べる方の心に残るように伝えていきたいと思っています。また、今後は「パンから始まるライフスタイル提案」を行って行きたいと考えています。パンに関するヒト、コト、モノを繋げる活動のために、様々な分野とコラボレーションができればと考えています。
※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。
木曜サロンとは
幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。
ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。