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木曜サロンレポート

テーマ:
スポーツ情報学の最前線 -AI・IoTによる可視化システム-

開催日: 2020年8月6日

○活動の主旨、目的○
テキストマイニングの研究を皮切りに画像処理や点群データ、AIなどの技術を活かして、いかに社会に役立つかを考えながら研究して来られた山本氏。 現在は、特に戦術の重要度が高いアメリカンフットボールなどのフィールドスポーツ分野や屋内スポーツ分野における選手の位置・軌跡の可視化システム構築、戦術分析技術の開発などに取り組む他、単にチーム力の向上だけでなく、ファンロイヤリティーを高めることも視野に研究に取り組んでいます。
最終的には元々専門としていたテキストマイニングの研究をSNSなどのフィードバック分析に活かしながら、ソフト・ハード共に進化し続けるスポーツ環境の構築に貢献したいとのこと。
世界との技術競争の舞台にもなっているAI・IoTによるスポーツ情報学の最前線についてお伺いしました。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

山本 雄平 氏
大阪工業大学 情報科学部 特任講師

2007年 株式会社関西総合情報研究所入社。
2015年 関西大学大学院総合情報学研究科総合情報学専攻博士課程後期課程修了。
関西大学先端科学技術推進機構特任助教。2018年より特命准教授。
2016年 関西大学社会空間情報科学研究センター研究員、2019年より同客員研究員。
2018年 Intelligent Style株式会社入社。
2019年 大阪工業大学情報科学部講師。
知能情報学、ウェブ情報学・サービス情報学、スポーツ情報学に関連する研究に従事。

ナレッジドナーインタビュー

  • AIの導入によって試合の結果が左右されることはあると思いますか?
  • 試合に勝利するかどうかは、最終的には選手の技量によるところが大きいと思います。AIを使って何かを したとして、それが勝因になったかどうかを証明するのは難しいですね。過去のデータをたくさん蓄積できれば、相手の各選手の動きを事前に把握したり、試合の流れが変わる転換点が読めたりするようになると思います。日常的にデータを蓄積する技術とそれを解析する技術があれば、戦術分析に類することができます。監督やコーチが戦略を立てる際に、その情報を鵜呑みにすることはないにしても、参考にすることはできるでしょう。その結果、チームの勝利につながるということはあるのではないかと思います。
  • AIによるスポーツ情報の可視化の技術は一般社会にどのような影響を与えるでしょうか?
  • 実際にスポーツ分野での可視化技術や機器が普及してくると、「ちょっとスポーツをやってみようか」と思う人は出てくるのではないかと思います。生涯スポーツの観点からいうと、手間なく毎日きちんとデータが取れて、上達や向上の状況がはっきり示されるとモチベーションが上がります。例えばダイエットをしようとしても、先週と今週の自分の身体の違いは目に見えてすぐに分かるものではありませんので、なかなか続かず、途中で諦める人が多いですね。それが、今週は頑張った、或いはダメだったと、データに基づいて励まされると、やる気が出てきます。このような使い方ができるようになれば、AIによるスポーツ情報の可視化技術の普及促進につながると思います。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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