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木曜サロンレポート

テーマ:
ブランド価値を海外に伝える -文化を翻訳することの重要性-

開催日: 2020年8月13日

○活動の主旨、目的○
インターネットサイト等で自分や自社のブランドを英語に翻訳する際には、つい「センスのいい表現」を探す作業に注力しがちですが、本当は「相手に何がどう伝わっているか」「何をどう伝えるべきか」を考える必要があります。今回は、伝える「相手」の文化、考え方に即した(すなわち、相手側から好意的に受け入れられる)ブランド発信について、日本との比較を踏まえ、面白くわかりやすくお話していただきました。翻訳だけでなく「見せ方」「伝え方」のヒントが見つかるはずです。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

相島 淑美 氏
神戸学院大学経営学部准教授/翻訳家

日本経済新聞記者、慶應義塾大学大学院文学研究科(博士課程満期退学)、英文学教員を経て翻訳家(鈴木淑美名義)。関西に拠点を移し、起業家のサポートに携わる。MBA(ブランドストーリー分析、関西学院大学)。
アメリカ文化・文学および日本の伝統文化・文学の知識的背景をベースに、マーケティング×文化・文学というクロスボーダーなアプローチで日本型マーケティングとくにおもてなしの研究に取り組んでいる。

ナレッジドナーインタビュー

  • 日本企業の海外におけるマーケティング戦略を手掛ける際、難しい点は何でしょうか?
  • 海外進出に当たって、単に「海外で売りたい」と、ざっくりとしか考えていない場合は困りますね。製品を売りたいと思っている国や地域の名前は出てくるのですが、どのような人たちに売りたいのか、どのような店で扱ってほしいのかというところまでイメージができていないことがあります。いろいろな製品がある中で「何故この製品なのか」を尋ねると「一番新しいから」との答えが返ってくることがありますが、新しい順番で製品を売っていくということが戦略ではないはずです。客層となる年代やライフスタイルによってマーケティング戦略は全く変わりますので、海外で製品を展開する際にはターゲット層を明確にすることがとても重要だと思います。
  • ブランディングや教育など、分野によって「文化の翻訳」は変わってきますでしょうか?
  • 全く同じではありませんが、分野は違っても根本は同じだと思います。言葉の字面にとらわれないことが大事です。対外国だけでなく、日本国内であっても地域によって文化は違います。例えば、関東と関西、さらには「隣の家」と「自分の家」の間でも文化の違いは存在します。「嫁ぎ先の味噌汁の味が違う」というようなことも文化の違いですね。基本的に人が集まれば文化の違いはあるものだと考えています。相手の言葉尻をそのまま捉えるのではなく、「本当はこういう意味で言っている」と一旦翻訳して受け止めるということを、日本語では皆が日常的に行っていると思います。それは英語や他の言語になっても同じです。相手の文化や価値観を考慮して、どのように表現すれば的確にメッセージが伝わるのかを考えることが「文化の翻訳」であると思います。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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