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木曜サロンレポート

テーマ:
保育事業の今とこれから -こどもの未来と親の仕事を支える-

開催日: 2020年10月8日

○活動の主旨、目的○
少子高齢化にも関わらず、大都市圏ではまだまだ解消されていない待機児童問題。
平成25年以降、政府の後押しで一般企業が保育事業に参入しやすい環境が整ったこともあり、5年間で全国の保育所等の数は9,000ヵ所以上増加しましたが、十分な受け入れ態勢が整わない突貫工事の事業所も少なくないとのこと。
今回は、数多くの保育園の開設や、経営をサポートして来られた橋本氏に保育事業を取り巻く現状と課題、そして今後の動向、また一般企業の保育事業新規参入の強みと弱みについてお伺いしました。さらに保育業界に必要な異分野のナレッジとはどのようなものかについてもお話いただきました。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

橋本 浩一 氏
株式会社リアリノ代表取締役

大学卒業後、大手旅行会社に入社して2年間は旅行販売に従事、3年目より6年間教育旅行営業に従事。その後2年間本社にて、販売促進・販売企画の業務を経験し、3年間旅行販売店舗にてマネージャーとして従事。13年間の旅行会社での経験を得て、保育事業会社に転職。
保育園運営の管理責任者として収支管理・人的管理等のマネジメント業務を得て、保育園運営管理担当の取締役として、また会社経営並びに保育園運営管理の総責任者として、会社規模拡大の中心的役割を担った。8年間の保育事業会社での経験を得て、2017年4月に会社設立。

ナレッジドナーインタビュー

  • 保育士の社会性やコミュニケーション能力などが不足している場合、どのような解決法を提案されていますか。
  • 人間性や社会性の問題については過去の環境が大きく影響しますので根本的な解決は難しいですが、社会人になった時点でこれらの基礎教育を受けることが大事だと思います。保育事業者には、新人をいきなり現場に出して保育の業務だけをさせるのではなく、先ずは人間性や社会性を学ばせる機会を設けることを提案しています。中堅以上の保育士に対しては、保育の専門知識を学ぶ研修だけでなく、社会性やコミュニケーション能力を高める研修も導入するよう勧めています。このような研修を受けることで気づきが生まれ、人間として成長することが期待できます。すでにこうした取り組みを始めているところは多く、現場でも前向きに捉えられていると聞いています。
  • ブランディング戦略の観点から、保育園にはどのような取り組みやアピール方法が効果的でしょうか。
  • 子どもたちの成長や育ちに対してどのような想いを保育園として持っているのかを正しく、分かりやすく伝える必要があります。経営者の想いや理念を表現できていないケースも多いため、職員への共有および教育を行い、ホームページやSNSなどの様々な媒体を活用して積極的に保護者へ発信していくべきだと思います。一般企業とは異なり、保育園は外部から評価される機会が少なく、自己満足の経営に陥りがちです。幼稚園の場合は、利用者が子どもを預けたい幼稚園を選び、契約して費用を払って入園しますので、その過程で利用者から評価されます。一方、保育園の場合は、待機児童の問題から希望の保育園があっても満員であれば調整されて他に回されるため、利用者が適正に評価できない仕組みになっています。しかし、評価を受けにくい状況であっても、それぞれの保育園の価値を広く認知してもらうための活動は重要だと考えています。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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