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木曜サロンレポート

テーマ:
110年赤字なし! 下請けならぬ“スゴ請け”企業の秘密

開催日: 2020年10月22日

○活動の主旨、目的○
1908年創業。ホックをはじめとした点・線・面で留めるパーツ・付属品の取り扱いで、長きに渡り生き抜いてきたモリト株式会社。その強みは、使い手のニーズに寄り添った常識に捕らわれない商品開発と業界の枠を超えた横展開。マジックテープ®、自動車の内装加飾部品、サーフボードの心材など、ニッチな分野で高いシェアを獲得してきました。110年生き抜くために必要な手法、秘訣についてお話いただきました。
皆さんも自動運転・IoT・SDGsなど、新しい時代のテーマに対し、「小さなパーツで世界を変え続ける」モリトとともに、新しいソリューションにチャレンジしませんか?

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

小島 賢司 氏
モリトジャパン株式会社 取締役副社長

1983年モリト株式会社入社。2004年の営業部長就任を皮切りに、新機能素材事業部長、事業開発部長、経営企画室長を歴任し、2010年には中坊公平弁護士指導のもと、法務部の立ち上げに従事し、法務部長に就任。2014年に取締役管理統括本部長となり、2018年に取締役常務執行役員管理本部長に就任。2019年6月、モリト株式会社の会社分割に伴い、事業会社であるモリトジャパン株式会社の取締役副社長に就任し、主にプロダクト事業本部を担当。現在に至る。

ナレッジドナーインタビュー

  • 創業100年を超える老舗でありながら常に新しいことにチャレンジされている企業として、「ベンチャー企業とのコラボレーション」についてはどのようにお考えですか。
  • 今まで当社はベンチャー企業と様々な取り組みを行ってきました。講演でお話しさせていただいたような成功例もあり、失敗も多々あります。用途などに関するアイデアは自社内だけで考えるには限度があるため、私たちが気付かない視点からの提案は大歓迎です。ベンチャー企業から「こういう物はできないか」というお話をいただくことは多く、その中から当社として価値が見出せるものを選び、一緒に組ませていただいています。成功するかどうかの可能性を見極めるのは難しいですね。お話を聞くと全てが成功しそうに思えますが、市場で認められない理由を見つけ出して改良する力量があるか否かが一つのポイントではないかと思います。もちろん一番必要なのは資金ですが、商品として世に出るまで協力して改良していくためには、信頼関係を築くことが重要です。市場ニーズへの理解が不足しているベンチャー企業が多いため、市場性を理解していただきながら、コラボレーションを進めることが大事だと考えています。
  • IoTを組み込んだ部品開発については、どのようなものを想定されていますか。
  • 私が常々考えているのは、「開け!」と言うと開き、「開くな!」と言うと絶対に開かないホックです。手の不自由な方にとってホックの開け閉めはとても大変ですので、この問題を技術の力で解決できればと思っています。また、靴を履くのが困難な方のための「履きやすい靴」を開発することも課題のひとつです。ロングセラーのマジックテープにしても、任意で取れたり、完全にロックしたりできないかといつも考えていますが、まだ実現できていません。外部からも様々なアイデアをいただきながら、このような課題を解決するための部品開発に取り組んでいます。「新しい機能・新しい形を作り、世の中に出す」という役割を果たしていきたいと思います。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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