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木曜サロンレポート

テーマ:
子どもが夢中になれる遊び場は、社会のインフラだ

開催日: 2020年11月12日

○活動の主旨、目的○
“遊ぶことは生きること”をモットーに、40年にわたり世界の優れた大型遊具やあそび道具、教具を輸入し、時代やその場所に応じたあそび環境づくりに取り組んできたボーネルンド。
子どもが夢中になって遊ぶ場所を生み出す遊具の歴史と、これからを生きる子どもたちの成長発達において必要な考え方、そこから生まれる遊具を徹底紹介いただきました。

また遊びが子どもにもたらす影響について、発達発育学の観点、実践家としての観点から解説いただき、さらに親世代から高齢者まで大人も一緒に身体を動かして楽しめる遊具や移動式(出張)プレイゾーン、遊具を最大限に楽しむためのソフト開発など、今後のビジョンについてもお話いただき、遊びの価値を存分に感じていただける1時間でした。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

池田 健二 氏
株式会社ボーネルンド 取締役執行役員 コンシューマー事業部担当 兼 大阪営業所長

1976年大阪生まれ。小学校から高校までシンガポールで育つ。関西外国語大学卒業後アメリカに留学、3年間子どもの発達心理学やビジネスを学ぶ。2002年ボーネルンド入社。以来、営業、商品開発、MDなど幅広く活動。バイヤーとして15年間にわたり定期的に海外に出向き、子どもの発達に資する優れたあそび道具の開拓、開発、メーカーとの協働に携わる。

ナレッジドナーインタビュー

  • 住まいの近くに遊ぶ場所が少ないという点について、貴社のお考えや取り組みを教えてください。
  • 講演では大型プロジェクトを中心にご紹介しましたが、生活圏内の身近な遊び場の必要性は十分に認識しています。しかし、住まいの近くに遊び場を作るとなると近隣住民の理解や行政の認可など、クリアしなければならない課題が多いのが現状です。幸いにも近年、行政の仕事が増えてきたことで、本来あるべき場所に遊び場を作るという私たちの活動がようやくできるようになってきました。現在、多くの幼稚園や保育園で遊びの環境づくりに携わっています。しかし、公立の小学校では予算の問題などから、今も鉄棒やジャングルジム、タイヤ、跳び箱といった昔ながらの遊具が設置されているところがほとんどです。優れた遊び道具の必要性を現場の先生方は感じているかもしれませんが、行政の理解を得るのは難しいようです。越えなければならないハードルは多いですが、身近な環境での遊び場づくりに取り組んでいきたいと考えています。
  • 海外のような年齢にかかわらず人々が交流の場として利用できる公園は、日本でも普及していくのでしょうか。
  • 公園は、維持管理にお金がかかるため財政を逼迫させ、活用方法も分からないため、所有する行政機関にとっては悩みの種でした。そこで、民間の力を活用するPFI(Private Finance Initiative)という新しい手法が導入されました。民間によって公園に賑わい施設を作り収益を上げ、その収益で公園の維持管理費を賄います。その例が「泉南りんくう公園」や「プレイヴィル天王寺公園」「てんしば」「大阪城公園」です。こうして、今まで立ち入ることができなかった「公園」という領域に民間が入ることによって規制緩和が進みました。ただ、一つ成功すると同じものをたくさん作ろうとする傾向がありますので、本来の公園のあり方からかけ離れてしまうのではないかと懸念もしています。今後は公園づくりに携わる様々な企業や行政機関と意見交換をしながら、欧米の公園ようにオールエイジが集える素敵な環境を作っていきたいと思っています。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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