アートが“息づく”街、ニューヨークから世界を見つめて 木曜サロンレポート|サロンイベントレポート|アクティビティ|ナレッジキャピタル

緊急事態宣言に伴う営業時間変更のお知らせ
新型コロナウイルス感染拡大防止への取り組みとお客様へのお願いについて

サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
アートが“息づく”街、ニューヨークから世界を見つめて

開催日: 2020年11月19日

○活動の主旨、目的○
1977年の渡米以来、アートシーンの激戦区であるニューヨークで、サバイバル生活を生き抜き、アーティストとして活躍してこられた野田氏。多くのアーティストや作品が時代のうねりの中で消費され淘汰される様を見つめ続けてきた野田氏にニューヨークという街にとって、アートの存在とは一体どのようなものかについて語っていただきました。
今、新型コロナウィルスによって大きなダメージを負ったニューヨークがアートの力によってどのように変遷していくのか、またアメリカ以外の国々での街とアートの関係、そして20年もの間、野田氏の彫刻作品制作を支え続けてきた東大阪の金属加工会社との関係など、本物のアーティストの言葉に触れることができる1時間です!

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

野田 正明 氏
現代美術作家(画家、版画家、彫刻家)、オーデュボン・アーチスト協会ディレクター(ニューヨーク)

1972年、大阪芸術大学美術学科卒業。版画家として活動。新人登竜門「アートナウ」に選抜出展(兵庫県立美術館)。1977年、渡米(現在に至る)。
以後、アートの中心ニューヨーク ソーホーに住み、アートスチューデンツリーグで学び、ニューヨークを中心にワシントンDC、シカゴ、ボストン、フィラデルフィア、テキサス、フランス、ギリシャ、中国、日本各地で個展開催。
ギリシャ国家直営、デルフィ・ヨーロッパ文化センター(アポロ神殿隣)に「アポロの鏡」のモニュメント彫刻恒久設置。マラソン発祥の地、マラソン市に「ヘルメスの精神」の彫刻設置。明治の文豪 ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をテーマに、アテネ、松江、ラフカダ、新宿に記念モニュメントを10年かけて設置。ギリシャとの国際文化交流を行う。
2017年、紺綬褒章受賞、広島文化賞、アメリカ版画作家協会100年、栄誉賞(アジア人初)他受賞多数。
アメリカ、ギリシャ、中国、日本各地で講演多数。

ナレッジドナーインタビュー

  • 作品を拝見して「流れ」や「軽やかさ」を感じましたが、このスタイルはどのようにして生まれたのでしょうか。
  • 私の彫刻作品の多くは、点で支えられて立ち、重心が上の方にありますので、まさに空中に浮かんでいるイメージです。昔から「流体」「浮遊」「生命」「カオス」といった、説明不能な、有機的なものに興味を持っていました。私は元々画家で、後に彫刻を手掛けるようになりましたが、それまでに様々な彫刻作品を見てきて、どれも動きがなく、どっしりと安定し過ぎていて面白くないと感じていました。そこで、それらとは異なる「緊張感と動勢」のある生命感の漂う作品を作ろうと思ったのが、私の彫刻家としての原点です。
  • 様々な国で活動されているご経験から、コミュニケーションの取り方のポイントは何だとお考えですか。
  • 一言でいうと、自ら飛び込んでいくことだと思います。待っていても何も起きませんので、まずは駄目で元々の精神で能動的に動くことです。すべてはそこから始まります。私はニューヨークに行って、自分から動かなければ生きていけないと実感しました。アートで生きていきたいと思っていましたので、そのためにはどうすれば良いかと考えると、やはり自分から行動を起こす以外の方法はないのです。何もしないと自分自身が見えてこないですね。基本的にはアートを通して、生き方や生きる意味を模索することにつながると思います。創作活動には、アートに限らず様々な分野の人々との交流の中で何かを見出し常に新たな世界へ向かっていくことが重要だと考えています。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

開催済みのプログラム

サロンイベントレポート一覧へ戻る

PAGE TOP