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木曜サロンレポート

テーマ:
シニア技術者中心8名の世界に一つのオンリーワン企業への紆余曲折

開催日: 2021年1月14日

○活動の主旨、目的○
日本テクノプラス株式会社は平成元年に設立後、新事業進出や従業員の増減を繰り返し、現在は技術者8人ながら、素材の研究開発のための「共振法を利用した材料力学物性測定装置」の開発販売という非常にニッチな分野に集中することにより、今では旧帝大系の大学や官公研究所、鉄鋼金属、セラミックスなどの大手企業など、100%優良客先を持ち、世界でもナンバーワンであり、オンリーワンに至ったとのこと。
起業から現在に至る独立技術系零細ベンチャー企業ならではの紆余曲折のなかに、小説やテレビで見る大企業との争いや人事や資金繰りなどの経営の裏表、大学や学会中心にした人脈の活用などの独自の経営手法やドラマチックな経験の中に、ベンチャー企業ならではの経営のヒントについてお話いただきました。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

水野 靖彦 氏
日本テクノプラス株式会社

高卒後家業の小売業と農産品買取、集荷などを経て、技術者指向し名古屋の造船会社勤務し、その後大学に進学、卒業後要素開発やX線装置をセンサーとした工場生産プロセスシステムの開発をし、国内の大手技術系会社をめぐる。
上場企業会社の技術系子会社設立時に当該企業関係者から声がかかり、課長職として参加。
外様でありながら5年で社長就任。5年間社長をし、社員30名から70名程度に成長。その後退社し、平成元年49歳で日本テクノプラス株式会社を起業。
また本業以外の活動では阪大卒業後学科同窓会設立に参加。3期会長後40年以上役員。
基礎工学部同窓会再開に伴い幹事、理事として、現在も継続中。産学連携として学内と企業の管理職以上OBとを結ぶ、阪大物性産学研究会を設立、主宰。現在のシグマサロンとしてナレッジサロンを会場として継続主宰。

ナレッジドナーインタビュー

  • 長らく拠点にされている大阪には、事業を行う上でどのような利点がありますか。
  • 人脈を活用して事業を進めてきた当社にとって、私の母校である大阪大学が立地していることは大きな利点と言えます。同窓会の役員も務めていますので、実際にキャンパスにもよく訪れます。同窓会のメンバーは北海道から九州・沖縄まで全国にいるのですが、やはり核である大学の所在地、大阪が活動の中心になりますね。特に事業を行う場所を限定している訳ではありませんが、結果的にバックグラウンドと利便性から大阪に拠点を置くことになりました。
  • 社員の採用や育成、社内コミュニケーションについてどのようにお考えですか。
  • 社員を採用するにあたっては、大手企業を経験した方が良いと思っていますので、基本的には中途採用です。シニア世代からでも活躍できますので、定年まで待って入社していただきます。新卒採用は、零細企業に就職することへのご両親の反対が大きな壁になっているため難しいと考えています。人材育成に関しては、かつて引きこもりだった学生をアルバイトとして採用したことがあります。社内の雰囲気はゆったりしていますので、少しずつ色々な話をしながら馴染んでもらうようにすると、徐々に調子が良くなって出勤日数が増え、仕事が面白くなっていったようです。こうして苦労しながら仕事ができるようになるまで辛抱強く育てるのは、大企業には難しいのではないでしょうか。技術職の方にはコミュニケーションを取ることが苦手な人が多く、自分の殻に閉じこもりがちです。経営する立場としては、そのような人たちをいかに上手くリードして、力を発揮してもらえるようにするかが重要だと考えています。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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