サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
本音と建て前の両方で進める!企業の女性力UPを目指して

開催日: 2021年4月22日

○活動の主旨、目的○
オリンピック関連の問題をきっかけに、ジェンダーについて大きな問いが浮き彫りになっている日本。
企業が女性の力を開放し、さらに活かすために何が必要かについて、複数の企業で活躍され、現在一部上場企業2社の社外取締役に就任されている関口氏にお話しを伺いました。 東京証券取引所が上場規程に新たな条件として追加した2015年以降、女性有名人の起用が話題になっている“社外取締役”の制度とその意義、またビジネスの現場での女性活躍に必要なリアルな話について、たっぷりと伺い、女性会員の皆様へ応援メッセージをお届けしました!

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

関口 暢子 氏
株式会社ダスキン社外取締役
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社社外取締役監査等委員

慶応義塾大学経済学部卒業。外資系企業、コンサルティングファーム経験後、2005年株式会社カプコン入社、2011年同社執行役員就任、経営企画統括・人事本部長などを歴任。2019年6月より(株)ダスキン、2020年6月よりH2Oリテイリング(株)2社の社外取締役。中期経営計画、年度予算・決算・税務等、ファイナンス全般を経験。組織再編、M&A、コーポレートガバナンス視点の社内仕組み構築等、経営企画として様々な経験を持つ。

ナレッジドナーインタビュー

  • 木曜サロンで女性会員へ向けたメッセージを発信された感想をお聞かせください。
  • オンライン開催のため、どのような方が参加されているか分からない状況での講演でしたので難しかったです。私自身は良い上司と巡り会えて存分に仕事ができましたので、その恩返しとして日々頑張っている女性を応援したいと思っています。今まで様々な企業で仕事に従事してきた経験を、単なる業務内容ではなく、価値観や人生論としてお伝えできればと考えています。今回はオンラインでどのようにお伝えすればよいか苦心しましたが、ご参加の皆さまにメッセージが届いていればと思います。
  • 複数の企業の社外取締役を務められているメリットについてどのようにお考えですか。
  • 社外役員は、時間的に拘束されるのは原則として月1回の取締役会への出席のみで、月1回出社すれば良いだけの役職というように思われがちですが、実際にはそれだけの仕事ではありません。その企業の経営状況や課題を短いアクセスの中で的確に理解し、発言しなければなりませんので、取締役会以外、必要と思われる会議にオブザーバーとして参加したり、会社の方にヒアリングを行うなどして、より正しく把握できるように努めています。複数社の社外取締役を兼務するメリットについては、デジタル戦略や人事戦略、市場への説明責任のあり方など、世の中の変化に対応する課題は共通する場合も多くあり、論点や対応の方向性が生かせることがメリットであると思います。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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