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サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
第8回ナレッジイノベーションアワード受賞シリーズ第1弾 強い街並みを創るために私たちができること

開催日: 2021年4月29日

○活動の主旨、目的○
地震国である日本において災害に強い街を創っていくことは建築士にとって最大の使命です。
しかし、日本の建築士は人口減少とともに急激に減少する中で、日本が未来の世代に地震に強い街を残していくためには、少ない建築士でも確実に安全な建物を建築できるよう、生産性を向上させていくことが急務です。
今回、第8回ナレッジイノベーションアワード グランプリを受賞した「STRUCTURE BANK」は、建築物の構造設計データをリユースしてオンラインで提供するシステムで、構造設計データをオープンソース化し、設計プロセスの無駄を省き、誰でも簡単に高い耐震性能を確保した建築物を設計することを可能にします。「STRUCTURE BANK」は、人口減少化社会でも強い街並みを創り、そこに暮らす人々の安全で豊かな生活を創造することをミッションとしています。
強く安全な街並みを創るために、今、私たちができることを一緒に考えました。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

尾崎 光 氏
株式会社U’plan 東京オフィス所長

大阪府出身。神戸大学大学院で建築学の修士号を取得。大学院では神戸の近代建築史を研究。
大学院修了後、株式会社藤木工務店にて現場監督と営業を経験する。
幼いころより建築物に興味があったが、阪神淡路大震災と東日本大震災という二つの震災を見て、「人を守るためにある建築物が人を傷つけてはいけない」という信念のもと、2013年より株式会社U’planにて建築構造設計のキャリアをスタート。世界中から地震被害をなくすため「STRUCTUREBANK」事業を開発中。構造設計一級建築士。

吉川 晃平 氏
株式会社U’plan 大阪オフィス

大阪府出身。大阪市立大学卒業後、発注者側の建築技術者として株式会社神戸製鋼所に入社。工場建屋や設備工事の基本設計に携わる中で、より設計者側の立場から建築物に関わっていきたいという想いを抱き、2017年に株式会社U’planへ入社。構造設計者として建築物の設計を行う一方で「STRUCTURE BANK」事業の集客・マーケティングを担当。

ナレッジドナーインタビュー

  • 御社以外の設計士が構造設計データを「STRUCTURE BANK」にアップロードしてシェアする場合はどのようになりますか。
  • 吉川氏:他の方がシェアされたデータであっても、「STRUCTURE BANK」にアップロードされたデータには監修という形で当社が関わりますので、プラットフォーム上では構造設計者は株式会社U'planとなります。

    尾崎氏:「STRUCTURE BANK」を開発した目的のひとつは、構造設計データをオープンにして業界を活性化することです。表に名前は出ませんがデータ提供者にもメリットがあるように、提供元の構造設計者としてご協力いただき、「STRUCTURE BANK」が活用される中でビジネス連携していきたいと考えています。
  • 海外展開に関して、日本の耐震技術を他国に導入する際、法的条件の違いなどの障壁についてはどのようにお考えですか。
  • 尾崎氏:むしろ、そのような障壁に対応しやすいことがプラットフォーム化の強みだと思っています。海外の構造設計事務所などと連携しながら、各国の法律に応じて構造設計データを変換する作業ができれば、日本の耐震技術を他国にスムーズに導入できるのではないかと考えています。「STRUCTURE BANK」が変換フィルターの役割を果たすイメージです。中国と東南アジア、特にインドネシアやミャンマーは地震が多いですので、技術提供できる可能性が高いと思います。「STRUCTURE BANK」を通じて海外の技術者から各国の情報を提供していただければと期待しています。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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