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サロンイベントレポート

木曜サロンレポート

テーマ:
共創のエコシステム -イノベーション体質の社会になるためのプロセス-

開催日: 2021年8月12日

○活動の主旨、目的○
現在、各大学や企業、公的機関など、これまでに蓄積された“知”を活かしていかにイノベーションを生み出し、未来社会を創っていくかが問われています。
そんな中、ナレッジキャピタルのような施設や、企業、また大学においてイノベーションのキーマンとなるこれまでにない人材が現れ、そのような人材が今後さらに増えることで社会全体の環境が整っていくとのこと。
今回は大阪大学で共創によって自治体の様々な課題解決イノベーションに粘り強く挑み続ける中村氏に、今後日本の社会に必要なことについて、大阪大学での取り組み事例を交えながらお話いただきました。

ナレッジドナー(知の提供者)プロフィール

中村 昌平 氏
大阪大学共創機構 産学官連携オフィス 特任研究員

大阪大学大学院工学研究科卒業。個人でデザイン事業を行いながら大阪大学産学連携本部でグローバルアントレプレナー育成促進事業(EDGEプログラム)に携わる。
2018年から大阪大学共創機構で自治体との連携を担当。
地域の社会課題と大学の持つ知恵や研究力を掛け合わせて解決に導く活動を行なっている。
大学外ではサッカーを通じたコミュニティビルディングに取り組んでいる。

ナレッジドナーインタビュー

  • 「共創ラボ」では、イノベーションを生み出すための戦略などはお持ちですか。
  • 共創はパズルに例えられる通り、ピースが合わないと何をやっても合いません。共創ラボの場合は、まず私たちのような「ミツバチ役」が話を聞き、人と人との相性、共通する思い、テクノロジーと課題の適合性など、ピースの様々なはまり方を事前に検討してから連携に取り組んでいます。その地域の課題を見極めて、焦点を絞ってスタートできるのが利点です。一方ナレッジキャピタルの場合は、梅田という好立地を活かして、その「場」に集まる色々なピースをとにかくはめ合わすというのが、有効な方法だと思います。「場」によって戦略は変わりますので、ハブとハブで上手く連携し合うことが重要ではないかと考えています。
  • イノベーション活動の周知方法や展開についてどのようにお考えですか。
  • 共創ラボは、ナレッジキャピタルのザ・ラボのようなショーケースを持っていませんので、その代わりに年1回、発表会のような場を設けています。その機会を利用して市長をはじめ、行政や財界の方々に我々のイノベーションへの取り組みをアピールするなど、戦略的に活動しています。余談ですが、イノベーションへの貢献で知られるフィンランドのアールト大学の元副学長が大阪に来られた時にナレッジキャピタルをご案内すると、大都市の真ん中にこのような施設が作られていることに非常に驚き、感動されていました。フィンランドでは、かつて世界最大の携帯電話端末メーカーであったノキアが経営危機に陥った時に人々は不安になり、スタートアップ熱が高まったそうです。その動きを牽引したのがアールト大学です。同副学長が感心されたように、都市機能が集積する大阪中心部を拠点とするナレッジキャピタルは、イノベーションのエコシステムの基盤となるのは間違いないと思います。今後、この「場」から巣立ったベンチャーが、次のベンチャーの誕生を触発してイノベーションが循環していくことを期待しています。

※木曜サロンレポートはナレッジサロン会員さまを対象としたイベントのレポートです。

木曜サロンとは

幅広い「知」に出会える、気付けるちょっと知的な夜、展開中。

ナレッジサロン会員様を対象に、毎週木曜日の夜に開催。幅広い業種業界から「ナレッジドナー(知の提供者)」としてゲストスピーカーを招き、専門知識や経験、取り組んでいるプロジェクトや生活の知恵まで幅広い「知」を提供。参加者同士の交流や会話を尊重し、自由で気楽な会話を中心としたカジュアルなサロンです。

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